軌跡シリーズでは、「オーバルギア」という機械が研究されています。
今回は、オーバルギア計画の内容についてまとめました。
オーバルギア計画とは
概要
オーバルギア計画の目的は、ゼムリア大陸で暗躍する結社《身喰らう蛇》の高度な技術に対抗できる新兵器の開発です。
エリカ・ラッセルの主導で七耀歴1203年に開始され、ZCF(ツァイス中央工房)の技術や設備を利用して進められました。[空の軌跡 the 3rd]

具体的な目標としては、結社の人形兵器《パテル=マテル》と互角に渡り合える人型兵器の開発を目指しています。

後に、エプスタイン財団やラインフォルト社とも協力関係を結び、開発を加速していきます。
歴代のオーバルギア
オーバルギア Ver.0.5
『空の軌跡 the 3rd』でラッセル一家が協力して作成した試作機の名称が、オーバルギア Ver.0.5です。

座席が小さいため、ティータが乗り込んで稼働実験を行いました。このとき、遊撃士アガットが実験に協力しています。
機銃やチャフグレネイドを装備しており、高速での突進やジャンプといった機動も可能です。

エイドロンギア
『碧の軌跡』では、《エイドロンギア》が登場しました。
このときオーバルギア計画は、レマン自治州のエプスタイン財団が協力することで本格的に始動していました。

《エイドロンギア》はエプスタイン財団がアルバート・ラッセル博士と共同で開発した機体です。しかし作中で半年ほど前に何者かに盗まれてしまい、行方が分からなくなっていました。

それをオルキスタワー内部でロイドたちが発見し、以降はティオのSクラフトとして使用できるようになります。

発動すると一時的にティオがエイドロンギアに乗り込み、スラスター射出→ビットミサイル発射→エーテルバスター改の猛攻を仕掛けます。
『閃の軌跡Ⅲ』では、《エイドロンギア》は《オーバルギアⅡ》のバージョンの1つだったと語られています。
短時間であれば飛翔も可能ですが、搭乗にはエイオンシステムが必須なため汎用性は低く、尖った性能の機体でした。

オーバルギアⅢ
『閃の軌跡Ⅲ』では《オーバルギアⅢ》が登場しました。

ZCFで開発が続けられていた試作3号機であり、エレボニア帝国のトールズ士官学院への留学生となったティータが調整を続けていました。

武装は従来の機銃とチャフグレネードに加え、仲間に向けて回復弾を撃つことも可能です。さらに『閃の軌跡Ⅳ』ではSクラフト「オメガインパルス」が使用可能になっています。

オーバルギアEXA
『閃の軌跡Ⅲ』では《オーバルギアEXA》も登場しています。

トールズ士官学院の卒業生であるアリサ・ラインフォルトが主導して、ラインフォルト社とエプスタイン財団、ZCFが共同で開発した機体です。

『閃の軌跡Ⅲ』の物語終盤、黒キ聖杯での戦いで初めて実戦投入されました。
『閃の軌跡Ⅳ』ではアリサのクラフトの1つとして使用可能になり、オーバルレーザーを照射して攻撃します。

オーバルギアⅣ
『創の軌跡』では、《オーバルギアⅣ》が登場しました。
これまでに完成したⅢとEXAからさらに発展させるべく、重力機関を組み込んで飛行機能が追加されています。

これはティータがトールズ士官学院に在学した成果をエリカに示すために開発した機体です。成果を示せなければティータはリベールに連れ戻されることになっていました。
一旦は完成した《オーバルギアⅣ》でしたが、実験中に遭遇した飛行艇を救助するため想定以上の出力を出したことで、機体はオーバーヒートを起こし大破してしまいます。

ティータは代わりに《オーバルギアⅢ》でエリカからの試験を受け、なんとかクリアしましたが「成果を示す」ことはできなかったと考え、リベールに戻るつもりでした。

しかしエリカは、ティータが《オーバルギアⅢ》に掲げた「迅速かつ柔軟な災害対応及び人命救助」という設計理念は十分に実証できたと認め、ティータがトールズに残ることを許しました。

ここでティータは改めて「トールズで《オーバルギアⅣ》を完成させる」という目標を持ち、研究を続けるのでした。

作中で描かれている《オーバルギア計画》はここまでとなっています。
他の人型有人兵器との違い
『閃の軌跡』シリーズでは人が乗り込んで操縦する人型兵器として機甲兵が登場し、エレボニア帝国の軍事力が飛躍的に増大しました。

さらに『界の軌跡』では、《エクスキャリバーXD》という人型の兵器がカルバード共和国で開発されました。

オーバルギアがこれらの有人兵器と違う点は、大きく以下の2つが考えられます。
- 有人兵器に比べて全高が低く、小型であること
- パイロット部分が装甲で覆われていないこと
これらの特徴を持っていることから、戦闘に特化した有人兵器よりも閉所での活動や細かい運動性能などに利点があり、搭乗したままアーツを使うことも可能です。

エリカが発案した当初は《パテル=マテル》に匹敵する兵器の開発が目的でしたが、ティータが開発を続ける中で、戦闘以外にも役立てることを目指した設計になっていったようです。
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