軌跡シリーズの世界地図【ゼムリア大陸】

大きな世界の中で、様々な物語が繰り広げられてきたゲーム「軌跡シリーズ」。

今回は、軌跡シリーズの世界地図を解説します。

※黎の軌跡Ⅱまでのネタバレを含みます。

世界地図

軌跡シリーズは、「ゼムリア大陸」という大きな大陸に存在する国々が舞台となっているゲームです。『黎の軌跡Ⅱ』までに登場している国々は大陸の西側に集中しています。

大陸の東側ではここ数十年の間で砂漠化や干ばつが広がり、多くの土地が居住に適さなくなってきています。

大陸西部は西ゼムリア大陸とも呼ばれています。下の画像は、世界地図をもとにして西ゼムリア大陸の国の位置関係を表したものです。

大陸の外には海が広がっていますが、船や飛行船などの移動手段で大陸の外洋に出たとしても、一定の海域や空域から外側には進めない事が、ごく一部の関係者の間では知られています。

またゼムリア大陸の一般の人々は、「世界にゼムリア大陸以外（ゼムリア大陸の外側）が存在することを発想できない」とされています。

『閃の軌跡Ⅳ』では以上のように世界の謎について少しだけ触れられましたが、いまだ全容は明かされていません。

リベール王国は『空の軌跡』の舞台となった国です。その国土は豊かな自然に囲まれており、ヴァレリア湖を囲むように5つの地方に分かれています。

各地方の中心都市であるロレント、ボース、ルーアン、ツァイスと王都グランセルは五大都市と呼ばれています。

クロスベル自治州は『零の軌跡』『碧の軌跡』の舞台となった地域です。ここはエレボニア帝国とカルバード共和国という2つの大国に挟まれており、熾烈な領土争いの対象となってきました。

『碧の軌跡』で一時は独立国家を宣言するもその後帝国に併合され、『閃の軌跡』『創の軌跡』を経て、再独立を果たしました。

エレボニア帝国は『閃の軌跡』『創の軌跡』の舞台となった国で、ゼムリア大陸の西部にある大国です。

以前は大貴族の支配する旧い体制の国家でしたが、宰相ギリアス・オズボーンの政策により全土に鉄道網が敷かれ、急速に近代化を果たしました。

また、周辺諸国を脅かす巨大な軍事力を保持しており、『閃の軌跡』ではついに世界大戦を引き起こしました。

カルバード共和国は『黎の軌跡』の舞台となった国です。建国当初は王制でしたが、本編の約100年前に起きた民主化革命により、共和制が施行され現在に至ります。

エレボニア帝国とは、クロスベル自治州を始め各地の領有権争いなど様々な問題で対立しており、たびたび軍事衝突に発展することもあります。

また、大陸東部の荒廃によって、多くの東方人がカルバードに移民として流入しています。

2023年放送のTVアニメ『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』の舞台です。

かつては「ノーザンブリア大公国」でしたが、「塩の杭」と呼ばれる災厄により甚大な被害を受けたことで大公国が崩壊し、自治州となりました。

多くの人々が貧困や飢餓に苦しんでおり、「北の猟兵」と呼ばれる猟兵団が外貨を獲得し、国を支えています。

レミフェリア公国は大陸北西部に位置する小国です。

風光明媚な環境で観光客が多く、また先進的な医療技術を持ち国際的な医療機器メーカーがあることなどから、経済的に裕福な国家です。

アルテリア法国はゼムリア大陸中央部に位置する都市国家です。世界地図では黒塗りになっている地域の中で唯一、位置と地名が判明しています。

七耀教会の総本山があり、大陸全土の教会を束ねています。

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