『黎の軌跡』の主人公ヴァン・アークライド。
今回は、ヴァンの年表を紹介します。
※『黎の軌跡Ⅱ』までのネタバレが含まれます。
ヴァンの年表
プロフィール
名前 | ヴァン・アークライド |
出身 | カルバード共和国 |
年齢 | 24歳 [黎の軌跡] |
武器 | 撃剣 (スタンキャリバー) |
CV | 小野大輔 |
ヴァンは『黎の軌跡』シリーズの主人公で、カルバード共和国で警察や遊撃士に頼めないような仕事を引き受ける《裏解決屋(スプリガン)》として活動しています。
年表
軌跡シリーズの世界では、暦として「七耀歴」が使われています。
この記事では、ヴァンに関係する出来事に焦点を当てて、年代ごとに記載していきます。
1184年
ヴァンの出生については明かされていませんが、公式サイトのプロフィールでは『黎の軌跡』の時点で24歳であることから、ここでは1184年生まれとします。
1193年
ヴァンはカルバード共和国のオラシオンにあるアークライド孤児院で育ち、この頃にエレインやキンケイドと親しくなります。
ただ、ヴァン以外の2人は孤児院の子どもではなく、身元の分からないヴァンはエレインの父親からは敬遠されていました。
1194年
ヴァンは孤児院から里親に引き取られ、オラシオンから離れます。この時、孤児院の院長と同じアークライドの姓を名乗るようになります。
1197年
経緯は不明ですが、この時ヴァンはカルト集団《D∴G教団》に引き取られており、様々な実験を受けた際に特異な力を持っていることが判明します。
《D∴G教団》は多くの非道な人体実験を行っており、ここでヴァンはその身に宿っていた”魔核”を抽出されます。
1198年
心神喪失状態ながらもかろうじて生き延びていたヴァンは、《教団殲滅作戦》の際にバルクホルン神父に救出されます。
その後、回復までの間バルクホルン神父の元で静養することになります。
1200年
ヴァンはアラミス高等学校へ入学。
エレインやキンケイドも偶然同じ学校であり、再会した3人は昔のように一緒に行動するようになりました。
1201年5月
ヴァンはアラミス高等学校を2年生で中退します。「群れることに向いていなかった」と語っていますが、正直な理由は明かされていません。
1203年
各地を旅する中で、龍來(ロンライ)でバルクホルン神父と再会。約半年の間に崑崙流の修業を受け、武術を身に着けます。
その後、ヴァンは裏解決屋として開業しました。
仕事を始めて間もない頃、レンが結社を抜けてクロスベルに行く際、依頼を受け力を貸します。
1204年
ラングポートにて、下積み時代を過ごします。
1206年
エレボニア帝国とカルバード共和国との間に起こった戦争で、《千の陽炎》作戦に参加。この時に《銀》と呼ばれる暗殺者と面識を持ちます。
1208年8月27日
『黎の軌跡』本編。
ヴァンの元に、アニエス・クローデルと名乗る学生が依頼に訪れます。
彼女の依頼は、曽祖父が遺した《オクト=ゲネシス》と呼ばれる8つの遺産を探してほしいというものでした。
ヴァンは依頼を引き受けますが、同じく《オクト=ゲネシス》を狙っているマフィア《アルマータ》と対立することになり、彼らが共和国で起こす事件に関わっていくことになります。
また、1つ目のゲネシスを取り戻したのと時を同じくして、ヴァンの体が青黒い装甲をまとった姿《グレンデル(魔装鬼)》に変化する、原因不明の現象が起こるようになります。
1208年11月14日
ヴァンは各地での活動を通して仲間となったメンバーとともに、龍來への慰安旅行へやってきます。
この翌日、侍衆《斑鳩(いかるが)》の副長を務めるシズナと出会い、勝負を挑まれます。
1208年11月20日
《アルマータ》のアジトが旧王都オラシオンにあると判明し、遊撃士、教会、猟兵などあらゆる勢力がオラシオンに集結します。
ヴァンたちもオラシオン入りし、三日間にわたる各勢力同士の戦いに参加。《アルマータ》の幹部たちを撃破し、組織は壊滅しました。
1208年12月3日
《アルマータ》幹部の生き残りメルキオルにより、首都イーディスにゲネシスタワーが出現。イーディスでは「汎魔化」が起こり、街中に魔物が出現します。
ヴァンたちは汎魔化を止めるため、ゲネシスタワーに突入します。
ゲネシスタワーでの戦いの末、ヴァンたちは復活した《アルマータ》幹部や首領ジェラールを倒します。そしてヴァンは幼い頃に奪われた”魔核”をその身に取り戻しました。
しかし”魔核”を体に取り込んだことで、ヴァンの中に存在していた《漂泊の魔王》が顕現。ヴァンは自分を犠牲にして魔王を自分ごと封印します。
裏解決屋のメンバーはヴァンの選択を認めず、魔王を倒してヴァンを取り戻すために、最終決戦に挑みます。
仲間たちの戦いによってヴァンは魔王を体から分離して封じることに成功。これまでの戦いに決着が付き、《ゲネシス》も7つ目までが集まりました。
1208年12月24日
裏解決屋のメンバーは解散し、それぞれの故郷に戻ります。
1209年2月20日
『黎の軌跡Ⅱ』本編。
ヴァンは自身が連続殺人事件に関わっていると疑われていることを知り、犯人を探すためにエレインと2人で調査を開始します。
調査を進めて犯人の元へたどりつきますが、犯人は8番目の《ゲネシス》の力で紅黎い《魔装鬼》の姿に変身し、圧倒的な力の前に2人は敗北。ヴァンとエレインは死亡しました。
そこへ駆けつけたアニエスの《ゲネシス》が反応し、「時間の巻き戻し」が発生します。
数時間前の時点に戻ったヴァンは、前回とは違う選択をすることによりアニエスとキンケイドの協力を受け、再び事件の犯人と対峙します。
さらに新たな協力者、スウィンとナーディアの加勢で犯人を追い詰めますが、捕まえるには至りませんでした。
1209年2月21日
スウィンとナーディアは”探し物”のためにカルバードを訪れていました。
裏解決屋として依頼をこなすこと、8番目の《ゲネシス》を取り戻すこと、スウィンたちの”探し物”のこれらを同時に進めるため、ヴァンはスウィンとナーディアに裏解決屋代行を任せ、二手に分かれて共和国各地で活動することになります。
1209年3月14日
各地で依頼を達成する中で裏解決屋のメンバーが続々と合流し、ヴァンたちはネメス島で再集結します。
翌日、この島で結社《身喰らう蛇》の第四柱エルロイ・ハーウッドの計画が発動。ヴァンたちは何度も窮地に陥りますが、そのたびに「巻き戻し」により危機を回避します。
ヴァンたちはハーウッドの計画を阻止しましたが、事件の黒幕が姿を現し、これまでに集めた《ゲネシス》が1つを除いて奪われてしまいます。
1209年3月20日
《ゲネシス》の力によってヴァンの知人たちの記憶が改変され、裏解決屋のメンバーはこれまで協力関係にあった様々な勢力と敵対することになります。
1209年3月22日
記憶改編の影響を受け、首都でクーデターが起こります。
裏解決屋のメンバーは協力者と共に一連の事件を解決しますが、直後に大規模な異変が発生。
ヴァン達は消滅してしまいますが、ナーディアが取り戻した《ゲネシス》が反応し、3月20日時点まで「巻き戻し」が発生します。
1209年3月20日 (巻き戻し後)
これまでの情報から敵の拠点を特定し、ヴァン達は敵の本拠地に乗り込みます。
ヴァンは仲間たちとの協力で一連の事件の元凶を倒し、8つ全ての《ゲネシス》もアニエスの手に戻りました。
1209年4月12日
アラミス高等学校で学藝祭が行われる一方、ヴァンの元には《C》からのメールが届いていました。
《C》はこれまでにもヴァンに思わせぶりな警告文を送ってきており、以前にエレボニア帝国やクロスベル自治州で現れた《C》との関係や目的が謎となっていました。
ヴァンは1人で《C》の元へ行こうとしますが、仲間たちはヴァンの様子に気付いており、全員で向かうことになります。
いくつかの障害を乗り越えながらもヴァンたちは《C》の正体にたどり着き、紅黎い《魔装鬼》を打ち倒すことで、これまでの事件に決着がつきました。
しかし8つの《ゲネシス》が作られた目的やヴァンのグレンデル化の謎は残り、ヴァンはこの先もアニエスの力になることを約束して『黎の軌跡Ⅱ』の物語は幕を閉じます。
界の軌跡では
『界の軌跡』でもアークライド解決事務所のメンバーが登場することが発表されており、『黎の軌跡Ⅱ』で残った謎が明らかになると思われます。
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