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ノーザンブリア出身のキャラクター【軌跡シリーズ】

軌跡シリーズ
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軌跡シリーズはゼムリア大陸を舞台にして様々な物語が描かれ、多くの国が登場します。

今回は、ノーザンブリア出身のキャラクターを紹介します。

※シリーズのネタバレが含まれます。

ノーザンブリアについて

ノーザンブリアの歴史

ノーザンブリアはゼムリア大陸北西部に位置し、かつてはノーザンブリア大公国と呼ばれ大公家が統治していました。

しかし七耀歴1178年に突如出現した《塩の杭》により、国土の大半が塩と化し、全国民の1/3が塩の結晶となって死亡する壊滅的な被害を受けます。その後起こった革命により大公家は打倒され、ノーザンブリア自治州となりました。

一連の大災厄は《ノーザンブリア異変》と呼ばれ、諸外国にも大きな影響を与えました。

突如出現した《塩の杭》。
全長は数百アージュを超える。

ノーザンブリアの経済はその後も回復せず、多くの人々が貧困や飢餓に苦しんでおり、《北の猟兵》と呼ばれる猟兵団が外貨を獲得し、国を支えていました。

しかし1205年に起こったエレボニア帝国との《北方戦役》に敗れた結果、帝国の占領下におかれ、帝国に併合されノーザンブリア州となりました。

その後、1208年に帝国から独立し、支援を受けながら復興が進んできています。

七耀歴 主な出来事
1178年 公都近郊に《塩の杭》が出現。
公国軍によるクーデターが発生。
1179年 革命により民主議会が発足。
ノーザンブリア自治州となる。
1198年 バルムント元大公が旧都ハリアスクを一時占領。
その後《北の猟兵》によってハリアスク奪還。
1205年 『閃の軌跡NW』本編。
《北方戦役》が勃発。
エレボニア帝国に併合され、
ノーザンブリア州となる。
1206年 州都ハリアスクに鉄道が開通。
1208年 エレボニア帝国から独立。
ノーザンブリア自治州となる。

 

ノーザンブリア出身のキャラクター

ゲオルグ・ワイスマン

ワイスマンは結社《身喰らう蛇》の第三柱で、『空の軌跡FC』の終盤でその正体を現しました。

元々はノーザンブリアの《塩の杭》事件の孤児で、七耀教会に引き取られて幹部司祭にまで上り詰めましたが《身喰らう蛇》と通じ、教会からは《外法》認定され破門されています。

 

シュリ・アトレイド

シュリは『零の軌跡』で初登場。ノーザンブリアのスラム街の出身です。

当初は劇団《アルカンシェル》のトップスターであるイリア・プラティエに嫌がらせをしていましたが、イリアにその素質を見出され、《アルカンシェル》の下働きとして働き始めます。

『閃の軌跡Ⅳ』ではイリアやリーシャに続く第三の看板女優として成長した姿が見られます。

 

サラ・バレスタイン

サラは『閃の軌跡』で初登場した、トールズ士官学院《Ⅶ組》の担当教官です。

《紫電 (エクレール)》の異名を持つA級遊撃士ですが、帝国の政策で国内での遊撃士の活動が制限されたために、教官の職に就きました。

元々はノーザンブリア自治州出身の孤児で、《北の猟兵》の一員として育ちましたが、あるときの戦闘で気を失っていたところを帝国軍のベアトリクス大佐に保護されました。その後、これまでの生き方を変えるために帝国で遊撃士となりました。

 

バレスタイン大佐

元ノーザンブリア公国軍大佐で、猟兵団《北の猟兵》を立ち上げた人物。《塩の杭》の異変で親を失ったサラを引き取り、養子として育てました。

バレスタイン大佐に憧れて猟兵として育ったサラは18歳の時には部隊を率いて戦うようになっていましたが、あるとき猟兵団《ニーズヘッグ》との戦闘で危機に陥ります。

バレスタイン大佐は仲間ともにサラの部隊の救出に向かいましたがこのときに致命傷を負い、「分かっただろう、これが猟兵だ。この道を進むかどうか、今一度、よく考えてみなさい」という言葉を残してサラの腕の中で息を引き取りました。

 

ヴァレリー

ヴァレリーは『閃の軌跡Ⅲ』で初登場。トールズ士官学院第Ⅱ分校のⅨ組・主計科に所属しています。

かつてノーザンブリアを治めていたバルムント大公の親戚にあたり、大公がノーザンブリアを見捨てて逃げ出したことから、周囲からは疎まれていました。

そのため学院でも周りの人間とは距離を取っていましたが、軽音部の仲間や他の分校生と交流することで次第に打ち解けていきました。

 

ガブリエラ

ガブリエラは黒芒街でバーを営む、元《北の猟兵》の女性です。『黎の軌跡』で初登場。

ヨータという名前の息子がいますが血は繋がっておらず、戦場で孤児となっていた子供を引き取って育てています。

 

アレクサンドル

アレクサンドルは『黎の軌跡』で初登場した、マフィア組織《アルマータ》の幹部の1人です。

ノーザンブリアの大公家護衛職の家に生まれますが、5歳の時に《塩の杭》事件が発生し、大公らとともに国を離れます。

《塩の杭》事件から20年後、その後のノーザンブリアを支えていた《北の猟兵》のリーダーの1人(バレスタイン大佐)の死を知った大公の命令で旧都ハリアスクを攻め、一時占領しますが《北の猟兵》の反撃に遭い失敗、逃亡のために大公に住民の虐殺を命じられます。

これに反対したアレクサンドルは大公に従った父を倒し、その後は再びノーザンブリアを離れ、各地を転々とした末に《アルマータ》に流れ着きました。

 

キサラ・クリステア

キサラは『黎の軌跡Ⅱ』で初登場。両親は他界しており、ノーザンブリアからカルバード共和国のメッセルダム市に密航してきていました。

絵の才能に優れ、街のあちこちにグラフィティアートを描いていましたが落書きの犯人を捜していたヴァンたちに見つかり、自分の生き方を見つめなおします。

その後、首都イーディスで暮らし始めたキサラはアラミス高等学校に特待生として入学が認められ、『界の軌跡』では描いた絵が美術館で展示されるほどになっています。

 

ラヴィアン・ウィンスレット

TVアニメ『閃の軌跡:Northern War』の主人公です。同名のスマートフォンアプリでも登場しますが、軌跡シリーズ本編には登場していません。

《北の猟兵》に所属する少女で、親しい人からは「ラヴィ」と呼ばれています。あるとき、任務で“帝国の英雄”リィン・シュバルツァーの調査をすることになり、小隊でエレボニア帝国に潜入します。

エレボニアとノーザンブリアで多くのことを体験していく中で、ラヴィは「“英雄”とは何なのか」という答えを探していくことになります。

エレボニアに潜入した小隊メンバー。
左からタリオン、ラヴィ、イセリア、マーティン。

ラヴィ以外のTVアニメ版の登場キャラクターはここでは割愛します。

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