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【軌跡シリーズ】歴代作品で登場した古代遺物(アーティファクト)

軌跡シリーズ
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軌跡シリーズでは、古代遺物(アーティファクト)と呼ばれる超常の力を持った道具が登場します。

今回は歴代の古代遺物について解説します。

※『空の軌跡』から『界の軌跡』までのストーリーのネタバレが含まれます。

古代遺物(アーティファクト)とは

概要

古代遺物(アーティファクト)は古代ゼムリア文明の時代に作られた道具とされており、現代の科学力を超えた様々な現象を起こす力を持っています。

その多くは力を失っていますが、中には力を持ったまま現代まで残っているものもあります。

七耀教会では古代遺物を「早すぎた女神の贈り物」と定義して、個人が無断で所持したり使用することを禁止しており、力が失われていない古代遺物を回収・管理しています。

また、ゼムリア世界で広く使われている導力器は、エプスタイン博士が約50年前に古代遺物の研究から発明したものです。

 

七の至宝(セプト・テリオン)

古代の人々が女神から授かったとされる7つ特別な古代遺物は《七の至宝》と呼ばれます。

古代人は至宝の力を使いゼムリアの海と大地と天空を支配しましたが、本編の約1200年前に起こった《大崩壊》によって、すべての至宝が失われたと伝えられています。

 

歴代の古代遺物

『界の軌跡』までに登場した古代遺物(アーティファクト)は以下の通りです。

作品 登場した古代遺物
空の軌跡
シリーズ
四輪の塔 響きの貝殻 封じの宝杖
トロイメライ 銀露の宝珠 愚者のロケット
天の車 レクルスの方石
マンガ・
ドラマCD
審判の指環
零の軌跡・
碧の軌跡
石板(名称不明) 太陽の大鐘
月の大鐘
星の大鐘
閃の軌跡
シリーズ
降魔の笛 騎神 黒の史書
常魔のカンテラ 月冥鏡
創の軌跡 救済の指輪 照臨のレガリア AZOTH
黎の軌跡
シリーズ
爆弾(名称不明) 羅睺の牙 イシュタンティ
聖魔剣アペイロン 教団の古代遺物

 

四輪の塔

リベール王国のロレント、ボース、ルーアン、ツァイスにある4つの大きな塔。これ自体が巨大な古代遺物です。

翡翠の塔、琥珀の塔、紺碧の塔、紅蓮の塔があり、それぞれの塔が《杭》の役割を果たすことで、空の至宝《輝く環 (オーリ・オール)》を別次元に封印していました。

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響きの貝殻

エレボニア帝国のとある遺跡から出土した古代遺物。あらゆる導力通信機と交信が可能で、暗号化も可能です。

携帯型の小型通信機として、『空の軌跡FC』でオリビエが使用していました。(名前が判明したのはのちの作品)

『FC』時点ではゼムリア大陸の通信技術は未発達で、携帯端末で外国と通話できることは破格の性能でした。

また、『閃の軌跡Ⅲ』で旧Ⅶ組のメンバーが持っているARCUSⅡはオリビエ(オリヴァルト皇子)から贈られた物であり、《Ⅶの輪》という特別なアプリが組み込まれています。

これは《響きの貝殻》を利用して、《Ⅶの輪》を持つ者同士は距離に関係なく導力通信を行うことができるというものです。

《響きの貝殻》は『閃の軌跡Ⅳ』では《カレイジャスⅡ》のコクピットに設置されています。

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封じの宝杖

『空の軌跡FC』で登場した古代遺物。リベール王国・ルーアン市のダルモア市長の家に伝わる家宝です。

一定範囲内にいる者の動きを完全に停止する力を持っています。

ダルモア市長逮捕後はリベール王国軍によって厳重に保管されており、『空の軌跡SC』では七耀教会の守護騎士ケビンの手に渡っています。

物語中で導力戦車と交戦した際、ケビンは《封じの宝杖》を導力戦車に叩きつけ、古代遺物が破壊される時に発生する膨大な導力によって戦車を停止させました。

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《環の守護者》トロイメライ

空の至宝《輝く環 (オーリ・オール)》が自己防衛のために生み出した古代遺物です。

人が使う道具のようなものではなく、自律行動する戦闘兵器です。

『空の軌跡FC』の戦いで破壊され、その残骸が王都グランセルの地下の《封印区画》に残されています。

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銀露の宝珠

『空の軌跡SC』の「宿泊客の捜索」のクエストで登場。所有者にあらゆる危機を知らせてくれる古代遺物です。

海賊シルマーの宝を捜していたジミーが、リベール王国・カルデア鍾乳洞の湖の底の宝箱から発見しました。

遺物としての力は失われていますが、ジミーが個人所有することはためらわれたため、王都にある歴史資料館に保管されることになりました。

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愚者のロケット

『空の軌跡 the 3rd』で登場。身に付けると大抵の嘘を相手に信じさせることができます。

武器商人で資産家のコンラートが所持していましたが、飛行船に潜入したケビンによって回収されています。

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天の車

七耀教会の星杯騎士団が極秘裏に運用する飛行艇《メルカバ》の基となっている、飛翔機能を持つ乗り物の古代遺物。

《メルカバ》はエプスタイン財団の協力を得て開発されたもので、導力飛行船が発明される前から極秘裏に運用されています。

『界の軌跡』では新型飛行艇《メルカバⅡ》が登場しています。

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レクルスの方石

『空の軌跡 the 3rd』で登場した、立方体の形をした古代遺物。ケビンやルフィナを《影の国》に転位させました。

元々は《輝く環》の封印を目的とした組織《封印機構》によって開発されたもので、《影の国》に干渉できる力を持っています。

《影の国》の機能を低下させることで《輝く環》を封印する計画を立てた《封印機構》のセレスト・フォン・アウスレーゼは自らの人格の一部を《方石》の力で《影の国》に侵入させ、様々な工作を行い、《輝く環》は封印されました。本編の約1200年前の出来事です。

『3rd』本編の《影の国》での戦いで影の国の《王》が消滅したことで、レクルスの方石もその力を失いました。

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審判の指環

『空の軌跡』と『零の軌跡』の間の物語が描かれたマンガ(のちにドラマCDも発売)「零の軌跡プレストーリー -審判の指環-」で登場した古代遺物。

手にした人間の罪の意識を刺激して幻覚を見せる力があります。指環の力を受けた人間は自我を奪われ、通常以上の身体能力を引き出されてやがて死に至ります。

指環自体に人を操って次の審判の対象者を選ぶシステムが組まれており、放置すると被害者が連鎖していきますが、エステルたちによって回収され、七耀教会のアインに渡されました。

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石板の古代遺物

『碧の軌跡』で特務支援課のメンバーとなったワジの生まれ故郷にあった古代遺物。

ワジの故郷、ゼムリア大陸辺境の隠れ里では、不思議な力を持つ石板が《神》として崇められており、ワジは《神》の声を聞く《巫子》でした。

しかしある時、その《神》が暴走して里の者たちを昏睡状態に陥らせます。

外界からやってきた星杯騎士によって石板が古代遺物であることを知ったワジは、石板を破壊しようとしますが石板に力を奪われそうになります。

この時ワジに《聖痕》が発現し、逆に石板の力を全て奪い取り、石板は粉々に砕け散りました。

その後ワジは大罪人として里を追われ、星杯騎士とともに向かったアルテリア法国で《守護騎士》として迎えられました。

『碧の軌跡』の7年前の出来事です。

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大鐘の古代遺物

クロスベル自治州に存在する、大鐘の形をした古代遺物。中世の錬金術師の一族であるクロイス家が受け継いできたものです。

元々は太陽の砦、月の僧院、星見の塔にそれぞれ《太陽の大鐘》、《月の大鐘》、《星の大鐘》があり、太陽の砦にあった大鐘は約20年前にクロスベル市の中央広場に設置されてクロスベルの象徴となっています。

『碧の軌跡』では、月の僧院と星見の塔の2か所で共鳴することでクロスベル市を包む《結界》を形成しました。

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降魔の笛

『閃の軌跡』で登場。音色で魔獣を意のままに操る力があります。

エレボニア帝国の反政府組織《帝国解放戦線》の幹部ギデオンが所持していました。

『閃の軌跡』では魔獣だけでなく、暗黒竜さえも蘇らせて操る場面がありましたが、一瞬のスキをついて《降魔の笛》はリィンの太刀で両断され、力を失いました。

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騎神

『閃の軌跡』で登場した巨大な人型の古代遺物。エレボニア帝国で大きな内乱が起こるたびに出現したと伝えられており、全部で七体が存在します。

《起動者 (ライザー)》となった人間が搭乗して操縦することができ、戦車や飛行艇を凌駕する破壊力と機動力を備えています。

騎神についてくわしくはこちら

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黒の史書

『閃の軌跡Ⅱ』で登場した、書物の形をした古代遺物。

“過去”と“未来”に関する様々な出来事が記されており、『閃の軌跡Ⅳ』ですべての内容が明らかになりました。

作中でリィンが入手する《黒の史書》は「写し」で、原本はエレボニアの皇族が所有しており、皇位を継いだ者だけが読むことを許されています。

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常魔のカンテラ

『閃の軌跡Ⅲ』で登場。戦闘時に天候を局地的に変え、上位三属性が働く”場”にする力を持っています。

エレボニア帝国北部の盆地で出土した遺物で、帝圀博物館の学芸員の依頼でリィンたちが調査に当たりました。

その結果、まだ古代遺物としての機能が失われていないことが判明したため、展示はされず教会に引き取ってもらうこととなりました。

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月冥鏡

『閃の軌跡Ⅳ』で登場。月霊窟の《月の霊場》の最奥にある水鏡の古代遺物で、代々の巡回魔女が管理してきました。

《黒の史書》とも連動して帝国の裏の歴史を映し出す力を持っていますが、その力を発揮するには儀式として”闘争”が必要になります。ただし使えることは滅多にありませんでした。

作中では、《黄昏》が最終段階に入っていたことや、呪いの“贄”となったリィンや魔女の血をひくエマ、魔女の長であるローゼリアや使い魔のセリーヌが集結していたことで力が発動し、エレボニアの歴史の真実が映し出されました。

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救済の指輪

『創の軌跡』の「女学院の事件簿」のエピソードで登場。手をかざすだけであらゆる傷を癒す力があり、900年前に聖女アストライアが持っていた古代遺物です。

その後は使われることはありませんでしたが、《黄昏》をきっかけに不完全な形で力を取り戻し、女学院の地下で学生に見つけられました。

学生は古代遺物を利用しようとしていた悪魔に記憶を改ざんされており、「他者の生命力を奪う力」に変わった指輪を使って生命力を集めていました。

しかし、女学院の調査を行っていたクルトたちが悪魔を倒したことで事件は解決し、指輪も消滅しました。

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照臨のレガリア

《庭園》の管理人の1人、エンペラーが身にまとっている古代遺物。

《照臨のレガリア》は黄金の鎧と面、杖、宝珠で一揃いの古代遺物で、周囲の重力を自在に操る力を持っています。

『創の軌跡』開始時点ではすでに本人は死亡しており、作中では模倣機体(シミュラクラ)としてスウィンやナーディアたちと戦いました。

その後、古代遺物が暴走しエンペラーは異形の姿となりましたが、スウィンとナーディアは仲間の協力を得て《照臨のレガリア》を破壊し、エンペラーは消滅しました。

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因果律記述機関《AZOTH (アゾット)》

『創の軌跡』の《無幻回廊》に存在する《黒の幻夢境》の別名であり、エレボニア帝国の観測者である古代遺物です。

七耀歴1年に《調停者》アルノールによって起動され、エレボニアの行く末を観測し、本来あるべき因果が乱されないよう導いてきました。現実世界では《黒の史書》として存在します。

『創の軌跡』のEXTRAチャプターでの事件が解決したことでAZOTH(黒の幻夢境)は自ら機能を停止し、《無幻回廊》も消滅することとなりました。

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爆弾の古代遺物

《アルマータ》の幹部であり《庭園》の管理人であったメルキオルが所持していた、爆弾型の古代遺物。

無限に増やすことができ、様々な特殊効果を持っています。作中の描写では空中に配置したり任意のタイミングで起爆したりもしていますが、これはメルキオルの技術なのか遺物の能力なのかは不明です。

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羅睺の牙

《庭園》の管理人の1人、《鏖殺》のアリオッチが扱う斧槍と鎧の古代遺物。

イスカ神聖皇国の《羅睺衆(らごうしゅう)》という一族に伝わっていたもので、アリオッチが身に着けたのは100年以上前のことです。

《羅睺の牙》の力により不死となったアリオッチは、古代遺物が望むままに殺戮を繰り返していましたが、『黎の軌跡』でジュディスとの戦闘で遺物の核を打ち砕かれ、消滅していきました。

《羅睺の牙》は教会に回収されましたがその後行方不明となっており、『黎の軌跡Ⅱ』では《侵蝕》の影響を受けた門番として自立稼働し、ヴァンたちと再び戦いました。

その後は《身喰らう蛇》の執行者ルクレツィアによって回収されています。

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イシュタンティ

《庭園》の管理人の1人、《金 (アウルム)》のオランピアが扱う古代遺物。天使のような姿をした人形です。

この人形はゼムリア大陸東部の辺境の隠れ里で“神の御使い”として崇められており、オランピアはその生贄となるはずでしたが、彼女を守ろうとした両親が里の者に殺されてしまいます。

オランピアは激しい悲しみを感じ、こんな感情を無くしてしまいたいとイシュタンティに願った結果イシュタンティを意のままに動かせるようになり、オランピアは里の者を皆殺しにしますが、このときすでにオランピアは何も感じなくなっていました。

『黎の軌跡』でのヴァンたちとの戦闘の末、オランピアはイシュタンティとのつながりを失いイシュタンティも教会に回収されましたがその後行方不明となっており、『黎の軌跡Ⅱ』では《侵蝕》の影響を受けた門番として自立稼働し、ヴァンたちと再び戦いました。

その後は《身喰らう蛇》の執行者ルクレツィアによって回収されています。

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聖魔剣アペイロン

カルバード王家に代々伝わる古代遺物。

王国滅亡後に教会が行方を探していましたが見つからず、マフィア組織《アルマータ》のボス、ジェラール・ダンテスが所持していました。

古代遺物の中でもカルバード王家の血をひくものしか扱うことができず、《反応兵器》を起動することができるという特性も持っています。

ジェラールの死後、アペイロンはイクスとヨルダの双子の手に渡っています。

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D∴G教団の古代遺物

D∴G教団が所有していた古代遺物。

名称も形も不明な遺物ですが、死者の怨念を取り込んで意識を生き永らえさせる力があります。

『黎の軌跡Ⅱ』で、100年前のカルバードの民主化革命を主導した1人、オーギュストの怨念がこの古代遺物に取り込まれていたことが明らかになりました。

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