『軌跡シリーズ』には作品をまたいで登場するキャラクターが存在しますが、中でもアントンは多くの作品に登場しています。
今回はアントンについて解説します。
アントンについて
プロフィール
名前 | アントン |
CV | 菅沼久吉 [空の軌跡the3rd] 佐原誠 [閃の軌跡Ⅳ] |
アントンは『空の軌跡FC』で初めて登場した青年です。仕事もなく彼女もおらず、自分の人生はこのままでいいのかと生き方に悩みつつ、冴えない日々を過ごしていました。
思い込みが激しい性格であり、ちょっとしたことで落ち込んだかと思えば、急にやる気を出して突飛な行動に出ることがしばしばあります。
そんなアントンの様子を、友人のリックスは面白がりながら生温かく見守っており、この2人は以降の作品にもたびたび登場しています。
アントンの登場シーン
空の軌跡FC
『空の軌跡FC』では、アントンはリベール王国の王都グランセルで登場します。[終章]
「彼女でもいれば…」と考えていますが、なかなか行動は起こしません。
仕事を探す気になっても、街は生誕祭に湧いており、どこも相談には乗ってくれません。
そんなアントンはある時、百貨店近くを歩いている女性メーシャにひとめぼれします。アントンは自分の前を彼女が3回通ったら告白すると決め、じっとその時を待ちます。
彼女が3回通り過ぎた後、満を持してアントンはメーシャに告白しますが、通るたびにジロジロと見つめていたことを気味悪く思われており、あえなくフラれてしまいました。
そんなアントンを横で眺めていたリックスは、アントンが一喜一憂する様子を楽しんでいました。
空の軌跡SC
『空の軌跡SC』では、セントハイム門で城壁の上に立って叫んでいるアントンが見られます。[第2章]
生誕祭でフラれた後、その思い出を消すためにセントハイム門にやってきたそうです。
その後ツァイス地方では地震が発生し、城壁にいたアントンも危なく落ちるところでしたが、なんとか事なきを得ました。
リックスはどんなときも冷静です。しかし不運な目にあったことで落ち込むアントン。セントハイム門の硬い床に寝そべってしまいます。
けれどもその後何かを悟ったのか、アントンはグランセルに戻ることを決意します。
その後2人は王都グランセルに帰っていましたが、アントンは相変わらず自分の人生を悲観して落ち込んでいます。[第3章]
そんなアントンとは対照的に、雲を眺めて軽口をたたくリックス。
その後、空に浮かぶ雲を眺めていたアントンはリックスの助言を受けて、夕日に向かって走り出します。
全力で走ったことで気持ちを切り替えたアントンは翌日、新天地へと旅立つことを決意しました。
もちろんリックスも一緒です。
2人は意気揚々と、ボース行きの飛行船へと乗り込みました。
しかし濃霧によって飛行船はボースへは向かうことができず、ロレントに着陸することとなります。[第4章]
アントンは今後のことを相談しにロレントの遊撃士協会に行き、そこで対応してくれた受付のアイナに一目ぼれします。
なんとかして彼女とお近づきになりたいと考えたアントンは、アイナの情報を収集し、彼女が酒好きであることを知ります。アントン自身は下戸のため、付き合うのも簡単ではないようですが…?
アントンはその後遊撃士協会に依頼を出し、絶対に酔わない薬「デアセトの秘薬」を入手します。
アントンはこの薬を飲んでアイナと一緒に酒を呑み、告白する機会を作るつもりでした。
また、普段からアイナに酔い潰されていたオリビエも薬の力を借り、同席することにしました。
その後、アイナと一緒に酒を呑むことに成功したアントン。勢いに任せて告白します。
戸惑うアイナ。
そこでオリビエは呑み比べ勝負を提案します。より多くの酒を呑んだ方が勝ち、アントン&オリビエが勝てばアイナはアントンと付き合うというものです。
「デアセトの秘薬」を飲んだアントンは勝てる勝負のはずですが……
いっこうに潰れないアイナ。
やがてアントンは限界を迎えます。
そしてオリビエも。
最後まで残っていたのはアイナでした。アントンとオリビエは「デアセトの秘薬」の力で負けない勝負を挑んだはずでしたが、1人分を2人で分けたために正しい効果が得られず、酔い潰れてしまったのでした。
その後、アントンはホテルで服を着たままバスタブに入り、頭からシャワーを浴びている姿が見られました。
「デアセトの秘薬」は後の『閃の軌跡Ⅳ』でも登場し、このときは正しく使われています。
ロレントでの勝負のあと、王都グランセルに戻ったアントン。[第8章]
リックスによるとアントンの失恋のショックは大きく、これからはポエマーを目指すと言ってポエムを作っていました。
『空の軌跡SC』での登場はここまでとなります。
空の軌跡 the 3rd
『空の軌跡the3rd』では、アントンとリックスは月の扉2(シェラザードの過去エピソード)で登場しており、ジェニス王立学園に合格したことが明かされます。
冷やかしで受けたというリックスも合格。2人はいつも一緒です。
アントンは喜びを爆発させていました。
また、月の扉3(クローゼの過去エピソード)ではジェニス王立学園で学生生活を過ごすアントンとリックスが登場。
どうやら留年してしまったようです。「また」ということは2回目の留年になるようで、リックスにも八つ当たりしてしまいます。
その後、講堂で自分を見つめなおすアントン。壁に向かってぶつぶつ言っています。
別の日に話を聞いてみると、また様子が変わっており…?
すっかり吹っ切れたようです。しかし親友のリックスはアントンのことをよくわかっており、「結局何も変わっていないんだろうな」と話していました。
『空の軌跡the3rd』での登場は以上となります。
零の軌跡
『零の軌跡』では、アントンはリックスとともにクロスベル自治州を訪れています。[第3章]
アントンはここで自分探しをするつもりのようで、リックスもアントンに付き合ってきていました。
しかしクロスベルに来て数日たっても、アントンの周りでは何も起こりません。アントンはポエムを詠んで心を落ち着けます。
その後、アントンは路上ポエマーになり、道行く人に自作のポエムを聞かせていました。
しかし誰にも相手にされず、リベールに帰ろうかと思い始めます。
そんなアントンを生温かく見守るリックス。いつものように関係ないアドバイスを送ります。
その後アントンはリベールに帰ろうとしていましたが、財布を落としてしまったようで、ますます落ち込んでしまいました。
結局財布は見つかりましたが、アントンはそのときに親切に手伝ってくれた女性を探してほしいと、特務支援課に依頼を出します。[第4章]
すると、その女性がノエルの妹で、クロスベル警察の受付をしているフランだとわかります。アントンはフランに一目ぼれしており、旅で訪れた先で運命の人と出会えたことに感動します。
しかしリックスは相変わらず冷静です。
アントンはお礼のプレゼントを特務支援課と一緒に選び、待ち合わせのレストランに向かいます。
そしてお礼のプレゼントを渡し、フランに恋人がいるかを聞いてみると…
「大好きな人ならいます♥」と答えるフラン。アントンはその答えにショックを受けてしまいます。
アントンはフランに恋人がいると思い、この恋をあきらめることになりました。(実際はフランは姉のノエルのことを言っていたのですが)
手伝ってくれた特務支援課の面々の前で強がりを見せるアントン。
宿ではリックスが慰めの言葉をかけてくれました。
リベールに続きクロスベルでも失恋を経験したアントンは、傷心の中、リックスとともにクロスベルの地を離れ帰国していきました。
アントンのその後についてはこちら
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