軌跡シリーズには剣術や武術の様々な流派が登場します。
今回は、東方三大武術について解説します。
東方三大武術
泰斗流
概要
泰斗流 (たいとりゅう)は東方三大武術のひとつであり、“活人拳”を理念としています。「氣」を体内で高め解き放つことによって、攻撃力や防御力を向上させての戦闘を得意とする流派です。
作中では泰斗流の主な使い手としてジン、ヴァルター、キリカが登場しています。ジンとヴァルターは泰斗流宗家の師範リュウガ・ロウランの弟子であり、キリカはリュウガの娘です。
カルバード共和国の遊撃士ジンは泰斗流を極めた達人で、『空の軌跡FC』ではA級、『黎の軌跡』では準S級という高位ランクの遊撃士です。
結社の執行者ヴァルターはジンの兄弟子ですが過去に師匠を殺めてから泰斗流を離れており、その後は泰斗流以外にも様々な武術を取り込み、自分のものに昇華しています。
遊撃士協会の元受付であるキリカ・ロウランは偃月輪(えんげつりん)を用いた戦闘を得意としています。
また、エレボニア帝国の貴族令嬢であるアンゼリカは過去にキリカから泰斗流の指南を受けています。
他には、クロスベル自治州の遊撃士リンも泰斗流の使い手であり、ジンやキリカの後輩にあたります。
月華流
月華流(げっかりゅう)は東方三大武術のひとつです。共和国に伝来した東方武術の中でも特に修行者が多く、各所に道場が存在します。
『黎の軌跡』で登場したアーロンは以前に月華流の道場に通っており、剣術と拳法を身につけています。
他には、ツァオ・リーをはじめとした、《黒月(ヘイユエ)》の正規構成員が主に使用します。
ルゥ家の次期当主ファン・ルウは師範代クラスの実力者です。
ライ家に所属する筆頭拳士ガウランは“月華最強”とも評される使い手です。
また、《黒月》の中でも《凶手》と呼ばれる使い手たちは“裏月華”と呼ばれる独自の拳法を使います。
他には、カルバード共和国の遊撃士シャオリンは月華流道場の娘であり、その兄リーリェンは《神童》と呼ばれるほどの才を持つ跡継ぎとして期待されていましたが、彼自身は薬師としての道に進んでいます。
崑崙流
崑崙流(こんろんりゅう)は東方三大武術のひとつで、東方と中東の双方にルーツを持つ流派です。
『黎の軌跡』に登場したベルガルドは崑崙流の達人であり、『黎』の主人公ヴァンは以前にベルガルドから崑崙流を教わっています。
他にも、七耀教会の守護騎士ワジやその右腕であるアッバスもベルガルドの弟子であり、崑崙流を修めています。
ベルガルド自身は若い頃にイシュガル山脈で崑崙流の師匠と出会い、修行を積んで崑崙流を修めました。
師匠からは強さだけでなく『全ては己が心を知ることから始まるーーまずは深淵にあるものを受け入れよ』という言葉も受け継いでおり、これはヴァンに修行をつけていた時にかけた言葉でもあります。
その他
東方武術の三大流派から24の型をまとめた《二十四式太心拳》というものも存在します。
こちらは武術を極めるためのものではなく、護身術と健康体操を合わせたようなものとなっています。
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