軌跡シリーズにはこれまでに様々な組織が登場しています。
今回は、暗殺組織《月光木馬團》について解説します。
※この記事は『界の軌跡』までの情報を基に作成しています。
月光木馬團とは
歴史
結社との衝突
月光木馬團(げっこうもくばだん)とは、中世から続いていた暗殺組織です。
七耀暦1194年、当時新興勢力だった結社《身喰らう蛇》との全面衝突が起こり、圧倒的な戦力を持つ結社の精鋭の前に、木馬團は敗色濃厚となります。
木馬團のトップの3人は早々に逃げだしており、《ベルナール兄弟》や《金獅子ルアゴ》、《影狩り (シャドウハント)》という実力者たちもこの抗争でやられてしまいます。
残っていた團員の中で最も序列が上のハーウッドの決断で、月光木馬團は《身喰らう蛇》に全面降伏し、取り込まれることになりました。
残党の多くは庭園へ
一部の実力者たちは《身喰らう蛇》でも地位を与えられましたが、残りの團員たちはそのようなことはなく、やがて《月光木馬團》の残党と別の掃討作戦で壊滅状態にあった《D∴G教団》の残党が合流し、新たな組織《庭園》となりました。
《庭園》は4つの園を4人の”管理人”がそれぞれ統括し、身寄りが無かったり、身内に売られたりした幼い子どもを暗殺者として育て上げ、非常に高い暗殺成功率を誇る暗殺組織となっていきます。
しかしその後、《剣の管理人》が死亡し、残る3人もマフィア組織《アルマータ》に引き抜かれます。
七耀歴1209年、管理人の1人メルキオルは不要となった《庭園》の構成員たちに殺し合いを指示し、たった2人だけが生き残り《庭園》は壊滅しました。
ちなみに生き残った2人(イクス&ヨルダ)は、紆余曲折を経て《身喰らう蛇》の執行者となっています。
構成員
エルロイ・ハーウッド
自身の決断で月光木馬團は降伏することとなりますが、その際にできるだけ粘り自分たちの価値を吊り上げることを狙い、結果その通り《身喰らう蛇》の最高幹部《蛇の使徒》の第四柱となりました。
その後、《月光木馬團》の残党と《D∴G教団》の残党を合流させ、どのようなことが起こるかを楽しんでいました。
ルクレツィア・イスレ
ハーウッドとともに結社に引き抜かれ、以降は結社の実行部隊《執行者》となりました。与えられた数字はNo.Ⅲ、異名は《黄金蝶》。
《月光木馬團》から高い戦闘力を持っていましたが、執行者となってからも「結社最強の一角」と呼ばれるほどです。
シャロン・クルーガー
《月光木馬團》時代は名前を持っておらず、代々継がれた《死線》の忌名と《クルーガー》の号だけで呼ばれていました。
彼女は13歳で《月光木馬團》第二の使い手と呼ばれるほどの戦闘能力を持っており、結社との衝突後は《破戒》や《黄金蝶》とともに結社に引き抜かれ、No.Ⅸの数字と《告死線域》の異名を与えられて執行者となりました。
メルキオル
《月光木馬團》の構成員の1人でしたが、結社《身喰らう蛇》に團が取り込まれた後に結社からは必要とされませんでした。
その後、ハーウッドから「好きに庭を造っていい」と言う指示を受け、新たな暗殺組織《庭園》を創設し、4人の管理人のうちの1人《棘の管理人》となります。
さらにその後はマフィア《アルマータ》の首領ジェラール・ダンテスに引き抜かれ、《アルマータ》の幹部となりました。
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