『空の軌跡 the 3rd』の主人公ケビン・グラハム。
今回は、ケビンの年表を紹介します。
※この記事は『界の軌跡』までの情報を基に作成しています。ストーリーのネタバレがありますのでご注意ください。
ケビンの年表
プロフィール
名前 | ケビン・グラハム |
出身 | エメローゼ市 |
年齢 | 21歳 [空の軌跡SC] 22歳 [空の軌跡the 3rd] 23歳 [碧の軌跡] 28歳 [界の軌跡] |
武器 | ボウガン |
CV | 中尾良平 興津和幸 [界の軌跡] |
ケビンは『空の軌跡 the 3rd』の主人公であり、関西弁で話すノリのいい青年です。(初登場は『空の軌跡SC』)
空の女神を信仰する七耀教会の神父であると同時に、《古代遺物》の調査・回収を行う星杯騎士団を束ねる12人の《守護騎士》の1人で、《外法狩り》の渾名で呼ばれています。
身内や仲間の前では冗談を言ったり軽薄な態度をとることが多いですが、敵とみなしたものは容赦なく排除する、冷徹な一面も持っている人物です。
また、『界の軌跡』でも主人公の1人として登場します。
年表
軌跡シリーズの世界では、暦として「七耀歴」が使われています。
この記事では、ケビンに関係する出来事に焦点を当てて、年代ごとに記載していきます。
1181年
ケビン誕生。父は別に家族を持っており、母と子の2人で暮らしていくことになります。
1189年頃
父に捨てられたことで心中を図った母に殺されかけ、家から逃げ出します。
再び家に戻ると母は自殺していました。後にケビンは、このとき自身に《聖痕》が刻まれたと語っています。
母の死に呆然としていたところ、ルフィナとリースの姉妹に見つかり、その後は七耀教会の福音施設《紫苑の家》で共に暮らしていくことになります。
1194年頃
星杯騎士団の従騎士となったルフィナが《紫苑の家》を離れます。
その後、ケビンも星杯騎士になることを決意しアルテリア法国の聖堂に押しかけます。この時、たまたま居合わせたアイン・セルナートに拾われ、以降は彼女の元で修業に励みます。
1197年~1198年
16歳の時、ケビンは異例の若さで星杯騎士団の従騎士となりました。
その後、《紫苑の家》に帰省した際、何者かに雇われた猟兵団によって《紫苑の家》が占拠されますが単独で猟兵を制圧します。
この時連れ去られてしまったリースを追ってケビンは地下の《始まりの地》に向かいますが、そこには手にしたものの肉体を異形の姿に変える古代遺物《ロアの魔槍》が封印されていました。
魔槍によって化物となった猟兵がリースを手にかけようとしたとき、ケビンの《聖痕》が暴走し《ロアの魔槍》の力を《聖痕》が取り込みます。
ケビンは化物を倒しましたが《聖痕》の力を制御できず、加勢に来たルフィナを魔槍で貫いて死なせてしまいます。
この件は事故として処理され、ケビンは《聖痕》が発現したことで、長らく空位だった《守護騎士》第五位の座に就くことになります。
ケビンには《外法狩り》の渾名がつき、教会に外法認定された者たちを秘密裏に抹殺する役目を得ました。
一方のリースは別の福音施設に預けられることになり、ケビンとは音信不通になります。
またこの年(1198年)、カルト集団《D∴G教団》の教団ロッジを制圧するという各国合同の一斉摘発任務を遂行し、このときに遊撃士アリオス・マクレインと知り合います。
1199年
守護騎士としての役目を継いで一年あまり経ったころ、ケビンは星杯騎士団の副長であるトマスとともに、カルバード共和国のクレイユ村近くにある謎の古神像の回収に訪れました。
同時に、去年の一斉摘発から取りこぼされた《D∴G教団》残党の後始末も行います。
1202年~1203年
『空の軌跡SC』本編。
教会に”外法”と認定されたゲオルグ・ワイスマンを始末する任務を受け、表向きは《輝く環》の調査のためにリベール王国へ赴きます。
『SC』の主人公エステルの前に現れ、教会の神父としてエステルに言葉をかけます。
エステルに自分は星杯騎士団であると話し各地で彼女を援護しますが、自身の真の目的は隠しながら、エステルとヨシュアに同行してワイスマンの計画を探っていきます。
『SC』終盤では戦闘により弱ったワイスマンの前で正体を明かし、《塩の杭》を用いてワイスマンを塩の塊に変え、任務を果たします。
1203年秋
『空の軌跡the 3rd』本編。
《リベル=アーク》の残骸から発見された古代遺物を回収するため、ケビンは再びリベール王国を訪れます。
無事に《レクルスの方石》を回収し、この時にケビンの従騎士として配属されたリースと5年ぶりに再会しますが、ケビンはリースとともに《影の国》に取り込まれてしまいます。
ケビンは《影の国》で自らの過去と向き合うこととなり、『SC』で出会った仲間と共に《影の王》と戦うことになります。
やがてケビンは《影の国》は自分のトラウマ(=ルフィナを殺害してしまったこと)が原因で生み出されたもので、「罰」を受けたいという自分の願望が反映されたものだと気づきます。
ケビンはリースの支えによってトラウマを克服し、《影の王》を倒して仲間と共に《影の国》を脱出します。
ケビンはこの経験を経て自分の在り方を見つめなおし、アインに”外法狩り”という渾名を変えることを申し出ました。
1204年12月
『碧の軌跡』本編。
アリオスの要請を受け、かつて《D∴G教団》の拠点の1つだったアルタイル・ロッジに駆け付け、そこで潜入捜査にあたっていた『碧』の主人公ロイドに協力します。
終盤の決戦ではロイドに加勢すべく、守護騎士専用飛行艇《メルカバ》で自身の聖痕を使い、神機と交戦します。この時、《千の護手(まもりて)》という渾名に変わっていることが明かされます。
1206年8月
『閃の軌跡Ⅳ』エンディングに姿のみ登場。
オリヴァルト皇子とシェラザードの結婚式に参加している姿が描かれています。
1207年
『創の軌跡』に登場しますが、声や姿は無く飛行艇メルカバのみ。
最終決戦《創の翼作戦》にて、他の4人の守護騎士と共に、5機のメルカバでロイドたちを援護しました。
1208年
『黎の軌跡』のエンディングに姿のみ登場。
元守護騎士のバルクホルン(ベルガルド)の出迎えに顔を出している様子が描かれています。
1209年7月8日
『界の軌跡』本編。
アルテリア法国とマルドゥック総合警備保障が技術提携したことで、ケビンはオレド自治州での戦闘訓練に参加します。このときにルーファスやラピスと知り合い、自身の目的のために2人を雇いたいと話します。
1209年7月9日
ケビン、ルーファス、ラピスの3人はカルバード共和国のサルバッドへと移動し、スウィン、ナーディアと合流します。
5人はホテルのプールと豪華なディナーを満喫し、ケビンは自身の任務に関する情報の一部を話しました。ケビンの任務は《外法狩り》に関わるもので、ルーファスたちへの依頼は今回の標的に関する調査の協力でした。
しかし不殺を誓ったスウィンとナーディアのスタンスは《外法狩り》の任務とは相容れないもので、ケビンは2人をこの件に関わらせるつもりはありませんでした。
結局この場では結論は出ず、一晩休んでもう一度話し合うことになります。
1209年7月10日
スウィンたちとの話し合いは平行線のまま、この日はケビンの調査につき合うことになります。
一行はサルバッドで20年前の利水工事について調べますが、その中でケビンはスウィンとナーディアの覚悟を確かめるために、二重聖痕を発現させて戦いを挑みます。
戦いの末、ケビンは彼らの力を認め、この先も同行することとなりました。
その後、ケビンの《真実の眼 (アカシックアイ)》の力を使って過去の映像を見ることで、ハミルトン博士が何らかの方法で地下水路の“現実変容”を起こしたことが判明します。
1209年7月11日
この日も利水工事について調査を進め、砂嵐で隠されていたアンティキティラ遺跡塔へとたどり着きます。
遺跡塔での過去を見たケビンたちは、ハミルトン博士が《アルターコア》の力を使って未来の水資源を現代にシフトさせていたことを知ります。
この時、《身喰らう蛇》のカンパネルラやシメオンと戦いになりますが、七耀教会の《終わりの聖女》ニナの助けでケビンたちは塔を脱出しました。
1209年7月12日
ケビンたち一行は星杯騎士団の新型飛行艇《メルカバⅡ》で、ハミルトン博士の行方を追ってクレイユ村方面へと移動します。
ハミルトン博士はクレイユ丘陵で彼らを待っており、博士の口からは、自身がこれまで行ってきた女神の摂理をゆがめる様々なことは、これから起こることに対する“保険”だったと語られました。
全てを聞いたケビンはハミルトン博士を“外法”と認定し、断罪することを決めます。
しかし突如現れた仮面の3人組に妨害され、その間にロケットの打ち上げが始まります。ロケット打ち上げはカルバードの国を挙げた計画でしたが、その真の目的は最新の機甲兵《エクスキャリバー》で宇宙にある“揺り籠”を破壊することでした。
一同はこの計画の成り行きを見守りますが、《エクスキャリバー》は撃墜され、機体がクレイユ丘陵へと墜落してきます。
けれど機体は地面に激突する直前に姿が消え、あとにはケビンが10年前に回収した石像と同じ形をした像が立っていました。
その後ハミルトン博士の言っていた“保険”が発動することになり、世界は光に包まれました。『界の軌跡』の物語はここまでとなっています。
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