軌跡シリーズの登場人物の1人、ルーファス・アルバレア。
今回は、ルーファスの年表を紹介します。
※この記事は『界の軌跡』までの情報を基に作成しています。ストーリーのネタバレがありますのでご注意ください。
ルーファスの年表
プロフィール
名前 | ルーファス・アルバレア |
出身 | エレボニア帝国 クロイツェン州 |
年齢 | 27歳 [閃の軌跡] 29歳 [閃の軌跡Ⅲ] 32歳 [界の軌跡] |
武器 | 騎士剣 |
CV | 平川大輔 |
ルーファスはエレボニア帝国の四大名門と呼ばれる大貴族の1つ、アルバレア公爵家の長男です。『閃の軌跡』の主人公リィンと同じⅦ組に所属するユーシス・アルバレアの兄でもあります。
容姿端麗で頭脳明晰、剣術の腕も達人級で、あらゆる面で非常に高い能力を持っています。
初登場は『閃の軌跡』ですが、紆余曲折を経て『創の軌跡』では主人公の1人となりました。この記事ではルーファスがたどってきた歴史を時系列順に紹介していきます。
年表
軌跡シリーズの世界では、暦として「七耀歴」が使われています。ここではルーファスに関係する出来事に焦点を当て、年代ごとに記載していきます。
1181年
ルーファス誕生。ヘルムート・アルバレアの妻と弟との間にできた不義の子として生まれます。
家名に傷がつくことを嫌ったヘルムートにより、ヘルムートの実子として育てられることになります。
1194年
軍部出身の平民宰相であるオズボーンの力量を試すため、秘密裏に猟兵団を差し向けますが彼らは返り討ちに遭い全滅します。
その後、オズボーンに事件の首謀者が自分であることを看破され、内心も言い当てられたことで、ルーファスは彼を「真の父」と考え、《鉄血の子供たち(アイアンブリード)》の最初の1人となりました。
1204年5月
『閃の軌跡』本編。
トールズ士官学院の特別実習で公都バリアハートを訪れたリィン達を出迎えます。
その後、トールズ士官学院の3名の理事の1人であることが明かされました。
エレボニア内では貴族派と平民派が対立しており、貴族派のルーファスは平民派のレーグニッツ知事と議論を戦わせます。
1204年11月~12月
『閃の軌跡Ⅱ』本編。
貴族連合の「主宰」であるカイエン公の下、貴族連合軍の総参謀となって手腕を発揮します。ユミルでの戦闘ではリィンを除くⅦ組のメンバー全員を1人で軽くあしらい、実力を見せつけました。
しかし、《煌魔城》でのリィン達の戦いが終結した後にオズボーンとともに現れて自らの正体を明かし、「貴族との争いをなるべく穏便かつ角を立てず、しかし確実に貴族勢力の力を削ぐ形で収拾する」という課題をオズボーンから与えられていたことを明かしました。
1205年3月
内戦後、ルーファスは「クロスベル征討軍」の総司令に任命され、クロスベル自治州を電撃的に無血占領し、共和国軍の侵攻もすべて退けます。
クロスベルの占領を確固なものとしたことで帝国はクロスベルに総督府を開設し、ルーファスはその初代総督となりました。
1206年5月
『閃の軌跡Ⅲ』本編。
クロイツェン州の統治をユーシスに委ね、ルーファス自身はクロスベル総督として占領地政策を続けます。
また、クロスベルで結社が活動を活発化させた際には、『零の軌跡』の主人公ロイドやその関係者たちをミシュラム方面に隔離しました。彼らに行動されて事件を解決されることは帝国にとって有益ではないためです。
1206年7月
ルーファスは大戦に向けた陰謀を巡らせ、夏至祭の祝賀会でエレボニア皇帝ユーゲントⅢ世がアッシュに銃撃されると、彼を共和国の工作員とみなすことで開戦に向けた口実を作ります。
《黒キ星杯》での戦いでは出生の秘密を明かし、《鉄血の子供たち》の3人を率いてユーシスらと戦いました。
1206年8月~9月
『閃の軌跡Ⅳ』本編。
大地の竜作戦(共和国侵攻作戦)の共同立案者として作戦を進めながら、帝国領となったクロスベルに現れた《金の騎神》エル=プラドーの起動者となります。
その後、騎神同士の戦い《相克》でヴァリマールに敗れた《銀の騎神》アルグレオンを奇襲で討ち取りその力を奪ういます。
しかし《幻想要塞》でのリィンやユーシスとの戦いには敗れ、ユーシスたちからは「人に頼らなかったこと」が敗因だと諭され、最後はユーシスの拳をくらって気絶します。
すべてが終わった後、他の《鉄血の子供たち》には帝国の混乱収拾と再建のために動くように説き、ルーファスは自分だけが逮捕されました。
1207年3月14日
『創の軌跡』本編開始前。
大戦を扇動した罪でオーロックス砦に拘置されていましたが、《黒の衛士隊》が自分を暗殺しようとしたのを返り討ちにし、「クロスベル再事変計画」と計画の為に狙っている謎の「トランク」の存在を知ります。
ルーファスは《鉄血の子供たち》筆頭及びクロスベル初代総督として、クロスベルを襲う事態の解決に動くことを決め、衛士隊に便乗して脱獄します。
1207年3月15日
『創の軌跡』本編。
ルーファスと全く同じ姿をした偽者が黒の衛士隊を率いてクロスベルを再占領し、「新総統」を名乗ります。
これを知ったルーファスは《新生帝国解放戦線》のリーダー《C》を名乗って犯行声明を帝国軍情報局に送り、トールズ新旧Ⅶ組が事態の対処に動くように仕向けます。
1207年3月17日
オーロックス峡谷道でスウィンとナーディアの2人組と出会い、彼らが運んでいたトランクを受け取ります。
トランクの中にいた少女の人形ラピスが事件のカギを握ると判断したルーファスはスウィンとナーディアを高額の報酬で雇い、ラピスも含めた4人で《新生帝国解放戦線》を結成します。
1207年3月19日
ルーファスは偽物のフリをしてクロスベル入りし、一行はラピスが作られたとされるローゼンベルク工房へ向かいます。
ラピスの記憶を取り戻す為に各地を巡り、事件の背後にある真相を知ったルーファスたちは特務支援課及びトールズ新旧Ⅶ組と合流し、クロスベル解放作戦と創の翼(はじまりのつばさ)作戦に参加します。
1207年3月22日
クロスベル解放作戦で偽物と対峙したルーファスは、《幻想要塞》での敗北やこれまでの旅路で得た経験によって「過去の自分」と決別し、偽物を打ち倒します。
その後、《逆しまのバベル》での戦いの末に一連の事件の元凶を倒しますが、ルーファスはバベルを破壊すべく、新総統のフリをして人々の憎悪を煽る演説を行い、《天の雷(ケラウノス)》の標的をバベルに向けさせ、1人バベルに残りました。
しかし、ラピスやユーシスたちは再びバベルに戻り、ルーファスの元に向かいます。
自身を空虚で何も持たない存在だと思っていたルーファスですが、利害を無視して自分を大切に思ってくれる者や自分の存在を肯定してくれる者がいることに気づき、心の奥で欲していたものはすでに手にしていたのだと悟りました。
彼らによってルーファスは「強制連行」され、間一髪でバベルから脱出します。
1207年3月末
重傷を負っていたルーファスは聖ウルスラ医科大学で目を覚ましますが、多くの罪を負ったことで極刑は免れない状況でした。
しかしエレボニア帝国の皇子オリヴァルトにより「ルーファス・アルバレアは公的には死亡扱いとして存在しない人間となる」という沙汰が下されます。
その直後、ラピスから「世界を知る為の旅」に誘われ、退院後は、ラピス、スウィン、ナーディアと共に世界を巡る旅に出ることとなりました。
その後は北方諸国や自由都市圏、中東諸国などを旅し、カルバード共和国のクレイユ村にも訪れていました。
1208年
『黎の軌跡Ⅱ』本編。
共和国のCIDには生存を知られており、ルーファスは最重要警戒対象となっています。
共和国を抜ける際に情報屋でもあるディンゴの助けを借りており、最終決戦後に通信でのみ登場したルーファスはこの借りを返すため、ディンゴとマリエルと引き合わせました。
1209年7月8日
『界の軌跡』本編。
ラピスを造り出したヨルグがマルドゥック総合警備保障に移籍したことで、マルドゥックと繋がりができ、ルーファスはラピスとともにオレド自治州での戦闘訓練に参加します。
このときに七耀教会の星杯騎士ケビンと知り合い、彼からある目的のために雇いたいという話を持ち掛けられます。
1209年7月9日
ルーファス、ラピス、ケビンの3人はカルバード共和国のサルバッドへと移動し、スウィン、ナーディアと合流します。これまで彼らは故郷のレミフェリアに一時帰国していました。
5人はホテルのプールと豪華なディナーを満喫し、ケビンから今回の任務に関する情報の一部を明かされます。ケビンの任務はとある標的について調査し、場合によっては《外法狩り》として断罪することでした。
ケビンは“殺し”をしないと誓ったスウィンとナーディアはこの任務に不要と考え、ルーファスもスウィンたちの誓いを尊重するためにケビンの方針に同意していましたが、スウィンたちは納得できず、この日は話し合いに決着が付きませんでした。
ちなみにこの時、ルーファスが様々な方法で秘匿していた隠し財産はすべて没収されており、全財産は1万ミラになっています。
1209年7月10日
スウィンたちとケビンの話し合いは平行線のまま、この日は5人で行動します。
一行はサルバッドで20年前の利水工事について調べますが、その中でケビンはスウィンとナーディアの覚悟を確かめるために、戦いを挑みます。戦闘の末にケビンは彼らの力を認め、この先も同行することとなりました。
またこの時ルーファスもスウィンたちとともに戦い、戦いを終えた後に、これまで歩んできた道程を経て「いつか誰かに背中を示せるような存在になる」ことが今のささやかな目標であると語りました。
その後、ケビンの《真実の眼 (アカシックアイ)》の力を使って過去の出来事を見ることで、ハミルトン博士が何らかの方法で地下水路の“現実変容”を起こしたことが判明します。
1209年7月11日
ルーファスたちは利水工事について調査を進め、砂嵐で隠されていたアンティキティラ遺跡塔へとたどり着きます。
遺跡塔での過去を見た一行は、ハミルトン博士が《アルターコア》の力を使って未来の水資源を現代にシフトさせていたことを知ります。
この時、《身喰らう蛇》のカンパネルラやシメオンと戦いになりますが、七耀教会の《終わりの聖女》ニナの助けでルーファスたちは塔を脱出しました。
1209年7月12日
ルーファスたちは、星杯騎士団の新型飛行艇《メルカバⅡ》でハミルトン博士の行方を追ってクレイユ村方面へと移動します。
ハミルトン博士はクレイユ丘陵で彼らを待っており、博士の口からは、自身がこれまで行ってきた女神の摂理をゆがめる様々なことは、これから起こることに対する“保険”だったと語られました。
全てを聞いたケビンはハミルトン博士を“外法”と認定し、断罪することを決めますが、突如現れた仮面の3人組に妨害されます。
その間にロケットの打ち上げが始まりました。ロケット打ち上げはカルバードの国を挙げた計画でしたが、その真の目的は最新の機甲兵《エクスキャリバー》で宇宙にある“揺り籠”を破壊することでした。
一同はこの計画の成り行きを見守りますが、《エクスキャリバー》は撃墜され、機体がクレイユ丘陵へと墜落してきます。
けれど機体は地面に激突する直前に姿が消え、あとには《エクスキャリバー》と同じフレーム形状の石像が立っていました。
その後ハミルトン博士の言っていた“保険”が発動することになり、世界は光に包まれました。『界の軌跡』の物語はここまでとなっています。
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