『軌跡シリーズ』には作品をまたいで登場するキャラクターが存在しますが、中でもアントンは多くの作品に登場しています。
今回は閃の軌跡でのアントンについて解説します。
アントンについて
プロフィール
名前 | アントン |
CV | 菅沼久吉 [空の軌跡the3rd] 佐原誠 [閃の軌跡Ⅳ] |
アントンは『空の軌跡FC』で初めて登場した青年です。
『空の軌跡SC』『空の軌跡the3rd』『零の軌跡』でも登場しており、各地を旅して自分探しをする中で出会った女性に一目ぼれし、告白を試みては玉砕を繰り返していました。
そんなアントンの様子を、友人のリックスは面白がりながら生温かく見守っており、この2人は『閃の軌跡』シリーズにも登場しています。
アントンの登場シーン
閃の軌跡Ⅰ
エレボニア帝国では、第2章でリィンたちⅦ組がバリアハートを訪れたときに、駅前でアントンを探しているリックスと出会います。[5月30日]
リィンたちはオーロックス砦でアントンと出会うことになります。アントンは遭難してオーロックス砦にたどり着いたようで、リィンたちはアントンを街まで送り届けることになりました。
街への道中、アントンはこれまでの出来事を思い返し、橋の上から大声で叫びました。どうやら過去に生誕祭や記念祭で苦い思い出があるようです。
その後、リィンたちはアントンをバリアハートまで送り、アントンはリックスと合流したのでした。
第5章では、2人は帝都ヘイムダルのドライケルス広場に来ています。[7月24日~26日]
アントンはバルフレイム宮を眺めて、恋した女性にフラれたことを思い出しているようです。
また、皇族のパレードを見たアントンはアルフィンの姿を見てときめきますが、さすがに相手が皇女殿下のため、ここはあきらめています。
終章では、2人はトリスタを訪れており、トールズ士官学院の学院祭に来ています。[10月23日~24日]
午前中は落ち込んだ様子で、これまでに何度も女性にフラれたことを思い出しては涙を流していました。
しかしリックスに慰められ、せめて学院祭でいい思い出を作ろうと考えます。
午後になると、全力で学院祭を楽しんでいる様子が見られます。
落ち込んでいた時との差が激しいアントン。そして冷静なリックス。
夕方には、学生会館で料理を作っている銀髪のメイドさん(シャロン)に出会い、通算何度目かの一目惚れをします。
その夜、宿屋にもシャロンの作った料理を持ち帰っており、幸せいっぱいの様子。
それを見ているリックスは楽しげです。
しかし翌日、アントンはどこにいるかというと…
学院の保健室で寝込んでいました。どうやらシャロンが作ってくれた料理を食べすぎたようで、アントンは学院祭の2日目を保健室で過ごすことになりました。
そして数日後、2人はリベールに帰国するはずでしたが、アントンはシャロンに拾ってもらったハンカチを宿に忘れてしまい、リックスだけが先に帝都の空港に向かいます。[10月30日]
しかしその直後、帝都が襲撃され内戦が勃発。アントンとリックスは離れ離れになってしまうのでした……。
閃の軌跡Ⅱ
『閃の軌跡Ⅱ』では、アントンはリックスを探して各地を旅しています。
第一部ではケルディックに来ていますが、ここでは手がかりすら見つかっていません。[12月1日]
第二部になり、クレイグ中将からの依頼で行方不明の民間人を探していたところ、ガレリア要塞跡地でリックスの名前を呼ぶアントンの姿があります。 [12月15日]
アントンはリックスを探して街道をさまよっていたところを帝国軍に保護されていたようです。
また、クロスベルで起こった事件に関しても、かつての想い人フランの身を案じ胸を痛めている様子です。
その後、アントンは軍の演習場に戻りますが、スパイ疑惑をかけられさりげなく尋問されています。
さらにその数日後、アントンはルーレ市の空港に来ており、リックスを探しています。[12月21日]
翌日、ルーレのホテルでラジオを聞くアントン。ラジオでは定期船がハイジャックされたとの放送をしています。 [12月22日]
この次の日、リィンたちはハイジャックされた飛行船に突入し、人質になっていた人たちを開放します。そこには見覚えのある顔もあり…。[12月23日]
解放後、ルーレ空港に着いたリックス。アントンはついにリックスと再会を果たしました。しかしリックスの様子がどこかおかしいようで…?
リックスは帝都で頭を打って以来、記憶喪失になっていました。彼は帝国をあてもなくさまよっていた結果、ハイジャックに巻き込まれたそうです。
本当に覚えてないってのかい?
唯一無二の親友である、この僕を!
唯一無二なのか……お前が……
性格はあまり変わってないようです。
数日後のルーレで、ホテル横のベンチに並んで座る2人。アントンはどうにかしてリックスの記憶を取り戻そうとしますが、あまりうまくいっていません。[12月27日]
終章になり、リックスの説得に疲れた様子のアントンですが、ルーレのRFビルに入るシャロンを見かけたことを思い出し元気になります。[12月31日]
シャロンとの出会いやポエムを詠んでいたことを独り言のように語るアントン。それを横で聞いていたリックスのの脳裏に、これまでのアントンとの思い出がフラッシュバックします。
アントンの一言をきっかけに、リックスは記憶を取り戻しました。
大喜びするアントン。アントンはようやく親友と真の再会を果たすことができたのでした。
後日譚にて、再びトリスタを訪れたアントンとリックス。 [3月13日]
アントンはこの町でシャロンと偶然再会しており、シャロンとお近づきになる作戦を立ててプレゼント選びをⅦ組のメンバーに頼みます。
作戦は順調にいき、シャロンとお茶するところまでこぎつけたアントン。
話を聞くと、シャロンの方もアントンのハンカチを拾ったことを覚えていたそうで、アントンはさらにやる気を燃やします。
しかし一通り会話が終わり、その場を去ろうとするシャロン。
アントンは彼女を引き留めてプレゼントを渡し、さらに勢いあまって告白してしまいます。
まっすぐな気持ちをぶつけられたシャロンは突然の告白に戸惑いますが、悪い印象ではないようです。
しかし、自分には“愛”と“献身”をささげる相手がいると答え、アントンは今回もあえなくフラれてしまいます。
アントンを慰めるシャロン。そしてアントンに近寄り、ほっぺに……
!!!!!!!!
結局は今回もフラれてしまう結末でしたが、アントンはこれまでの玉砕とは違う、すがすがしい気持ちになっていました。
アントンはほっぺに残った感触を胸に、リックスに自分の体験を語り、新たな旅への思いを馳せるのでした。
閃の軌跡Ⅲ
『閃の軌跡Ⅲ』ではアントンは登場しませんが、『閃の軌跡Ⅳ』で、この時期にシャロンと文通をしていたことが明かされます。
閃の軌跡Ⅳ
『閃の軌跡Ⅳ』では2作ぶりに登場し、エレボニア帝国のタイタス門を訪れたユウナたちと出会いますが何やら落ち込んだ様子です。[第Ⅰ部・8月7日]
彼が言うには、文通相手から連絡が届かなくなってしまったそうで、心配になって1人で帝国まで来てしまったとのこと。
入国理由は「愛ゆえに」。しかしそれで軍が納得するわけもなく、再審査のために連行されてしまいました…。
その後、クロスベル市のミシュラムにて、ホラーコースターのアトラクション前でアントンと再び出会います。[第Ⅰ部・8月15日]
各地を探し回り、「紫髪の女性」の手がかりをつかんだようでミシュラムにやってきたアントンでしたが、ここではその女性を見つけることはできませんでした。
その数日後、今度はエレボニアのパルムという町でリィンと再会します。[第Ⅱ部・8月20日]
アントンが探しているのはシャロンだと判明しますが、現在の彼女はリィンたちと敵対しており、リィンはアントンに無難な言葉をかけることしかできませんでした。
その後アルスターという町を訪れると、アントンがパティリーと話している場面に遭遇します。[第Ⅱ部・8月22日]
初めはカツアゲされるのかとおびえていますが、お互いに人探しをしていることがわかり、2人は打ち解けました。
別の日には、ジュノー海上要塞で兵士に詰め寄るアントンの姿が見られます。なんとしてもシャロンの情報を手に入れたい様子です。[第Ⅱ部・8月26日]
開戦が目前に迫る中、ミルサンテの宿屋にいるアントン。[第Ⅲ部・8月27日]
リックスからもリベールに戻るように急かされているそうですが、強い決意を持ってエレボニアに残ります。
開戦前夜、再びミシュラムにやってきたアントン。遊撃士協会にシャロン捜索の依頼を出しており、オリビエから連絡をもらったそうです。[前日譚・8月31日]
シャロンに話しかけるタイミングをうかがう中、女性陣の飲み比べ対決を目撃。リベールでの悪夢がフラッシュバックします。
その後、意を決してシャロンに声をかけたアントン。
1年半ぶりに会って話ができることを喜びますが、シャロンからはもう自分のことは忘れて欲しいと言われます。
シャロンは自分はアントンが思っているような人間ではなく、闇の世界の住人であることを明かしました。
アントンはシャロンが優しさの下に隠していた想いを理解し、涙ぐみます。
そしてアントンは、彼女に伝えたかった言葉を語りました。
アントンのまっすぐな言葉を受け止めたシャロンは微笑み、もう一度自分自身や大切な”家族”と向き合うことを決意しました。
こうしてアントンの長い旅は終わり、この日はもう少しだけシャロンと話をしていくことになるのでした。
翌日、アントンはすがすがしい様子でこれまでの旅を思い返していました。[終章]
決戦に向かうリィンたちのことを心配しつつも、リベールでリックスに土産話をすることを楽しみにしていました。
アントンの登場はここまでとなります。
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