遊撃士の階級は何段階？各階級には誰がいる？【軌跡シリーズ】

『軌跡シリーズ』に登場する遊撃士は、その実力と実績によって階級が分けられています。

今回は、遊撃士の階級について解説します。

※ストーリーに関するネタバレが含まれます。

遊撃士とは

「遊撃士(ブレイサー)」とは「民間人の安全と地域の平和を守ること」を理念に、市民の依頼を解決したり魔獣退治や犯罪防止を行う職業です。

遊撃士は大陸各地に支部を持つ「遊撃士協会(ブレイサーギルド)」に所属しており、その国際性・中立性から国家間紛争の仲裁なども行っています。

「支える籠手」の紋章がシンボルです。

一般的には研修を受けてから見習いである準遊撃士となり、実績を重ねて正遊撃士へと昇格します。

公式には準遊撃士には1級から9級、正遊撃士にはA級からG級までの階級がありますが、A級より上の存在としてS級という階級も存在します。

ゼムリア大陸に4人しか存在しない、最高位の遊撃士。国家的な事件を解決した人物にしか与えられない特別な称号です。

エステルの父であるカシウス・ブライトがS級遊撃士の1人であり、過去にD∴G教団殲滅作戦の指揮を執ったことで、S級となりました。

ただし、カシウスは『空の軌跡FC』の事件後にリベール王国軍に復帰したため遊撃士ではなくなっています。

他の3人のS級遊撃士の詳細は不明です。

『空の軌跡FC』時点で大陸全土に約20人存在する、高位の遊撃士。

『黎の軌跡Ⅱ』時点では、以下の人物がA級遊撃士として登場しています。

国・地域	遊撃士
リベール王国	クルツ・ナルダンシェラザード・ハーヴェイアガット・クロスナー
クロスベル自治州	アリオス・マクレイン
エレボニア帝国	サラ・バレスタイン
カルバード共和国	ジン・ヴァセックエレイン・オークレール

アリオスとジンについてはS級並みの実力と実績がありますが、本人が辞退していることで、A級にとどまっています(ジンは『黎の軌跡Ⅱ』で「準S級」と呼ばれています)

サラとエレインは、最年少(23歳)でA級遊撃士となった記録を持っています。

A級に次ぐ実力を持つ、高位の遊撃士。

『黎の軌跡Ⅱ』時点では、以下の人物がB級遊撃士として登場しています。

国・地域	遊撃士
リベール王国	エステル・ブライトヨシュア・ブライトアネラス・エルフィード
クロスベル自治州	リンエオリア
エレボニア帝国	トヴァル・ランドナーフィー・クラウゼル
カルバード共和国	アルヴィスシャオリン

リンとエオリアは「A級に迫る凄腕の遊撃士」と評されています。クロスベルの遊撃士は全員がB級以上であり、他のクロスベルの遊撃士スコットやヴェンツェルも少なくともB級であると考えられます。

トヴァルはA級に相当する実力を持っていますが、昇進を辞退しています。

中堅レベルの遊撃士。

『空の軌跡FC』時点でのシェラザードがC級であり、『空の軌跡SC』以降はB級、『閃の軌跡Ⅳ』ではA級へ昇格しています。

同じく『空の軌跡FC』時点でのアガットがC級であり、『空の軌跡SC』ではC級、『閃の軌跡Ⅲ』ではA級に昇格しています。

『黎の軌跡Ⅱ』では、レジーナがC級として登場しています。

新米・駆け出しの遊撃士。

『空の軌跡SC』では、正遊撃士となったエステルがG級からスタートしています。エステルの先輩遊撃士のアネラスはF級です。

正遊撃士になる前の、見習い遊撃士。

『空の軌跡FC』では、エステルとヨシュアが準遊撃士として物語が始まります。リベール王国の場合、王国の全ての地方の協会支部で推薦を受けると、正遊撃士になることができます。

『空の軌跡FC』で登場する準遊撃士は他に、ルーアン支部のメルツがいます。

『空の軌跡the 3rd』では、不良グループ《レイヴン》の元幹部ロッコ、レイス、ジャンも準遊撃士になりました。(3人一緒に仕事をするという条件付き)

他には、『黎の軌跡』で登場したグレイ・アーノルドが準遊撃士であり、『黎の軌跡Ⅱ』では正遊撃士に昇格しています。

エステル、ヨシュア、フィーは、最年少(16歳)で正遊撃士資格を取得しています。