『軌跡シリーズ』に登場する国には、モチーフとなっていると思われる国があります。
今回は、軌跡シリーズの各国のモチーフを紹介します。
ゼムリア大陸各国のモチーフ
はじめに
『軌跡シリーズ』は「ゼムリア大陸」に存在する様々な国や地域を舞台にした物語が描かれるゲーム作品です。
各シリーズごとに舞台となる国や主人公が異なり、それぞれのタイトルと舞台となる国をまとめると次のようになります。
この記事ではこの4つの国・地域についてモチーフを紹介します。公式に明言されていないものもあるので、推測も含まれますがご了承ください。
シリーズ | 国・地域 |
空の軌跡 | リベール王国 |
零の軌跡 碧の軌跡 |
クロスベル自治州 |
閃の軌跡 | エレボニア帝国 |
黎の軌跡 | カルバード共和国 |
リベール王国
リベール王国は『空の軌跡』の舞台となった国です。
ゼムリア大陸の西部に位置する小国ですが、女王の政治手腕や導力関連の技術力などで大国とも対等に渡り合っています。国内の情勢は比較的安定しており、他国に比べて平和な国と言えます。
風光明媚な雰囲気にするためにスイスやオーストリアをイメージしており、近藤社長氏が以前にタイに住んでいたことから、リベール王国の形はタイがモチーフになっています。(2014年1月のイベントでの近藤社長の発言より)
クロスベル自治州
クロスベル自治州は『零の軌跡』『碧の軌跡』の舞台となった地域です。ここはエレボニア帝国とカルバード共和国という2つの大国に挟まれており、熾烈な領土争いの対象となってきました。
大国の影響を受けつつ経済に勢いがあり、ダークな部分もある混沌としたところで、日本人がイメージする香港が原点にあるとのことです。(2014年6月のイベントでの近藤社長の発言より)
エレボニア帝国
エレボニア帝国は『閃の軌跡』の舞台となった国で、ゼムリア大陸の西部にある大国です。
エレボニア皇帝を頂点とする貴族制であり、領土拡大を推し進めていることや、人名や地名の固有名詞などから、帝国時代のドイツ(プロイセン王国)がモチーフと考えられます。
他には以下のようなことからも。
- 「鉄血宰相」の存在 (ドイツにも鉄血宰相と呼ばれた人物が実在)
- 乾杯の掛け声が「プロージット!」 (ドイツでの乾杯と同じ)
- エレボニア帝国発祥のお菓子プレッツェル (プレッツェルの発祥はドイツ)
カルバード共和国
カルバード共和国は『黎の軌跡』の舞台となった国です。建国当初は王制でしたが、本編の約100年前に起きた民主化革命により、共和制となりました。
「革命により王政を打ち倒して成立した共和制国家」という成り立ちや、作中に登場する地名、街のつくりなどからフランスがモチーフと考えられます。
他には以下のようなことも。
- かつてカルバードで流行した歌の名前がラ・オラシオネーズ (ラ・マルセイエーズは現在のフランス国家)
- アンカーヴィル市にはフィナンシェの有名店がある (フィナンシェはフランス発祥のお菓子)
また、移民を多くを受け入れていることや映画文化が盛んであることなどから、アメリカもモチーフの一部になっていると思われます。
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