PR

【軌跡シリーズ】暁闇の射手シュンランは今後登場する?【考察】

軌跡シリーズ
スポンサーリンク

軌跡シリーズでは、作中に登場した小説が後の作品で本編にかかわりを持つことがよくあります。

今回は、暁闇の射手シュンランについて考えてみたいと思います。

※この記事は『界の軌跡』までの情報を基に作成しています。

暁闇の射手シュンラン

概要

「暁闇の射手シュンラン」は『創の軌跡』の作中で入手できる小説です。全17巻。

《マタギ》と呼ばれる狩猟民族の末裔シュンランが《森の遊人》サユと出会い、《雷獣》や《鬼》と戦う中で自身の生き方を探していく物語です。

「暁闇」の読み方は「ぎょうあん」。明け方、月が無く辺りが暗いことを表す言葉です。

 

物語の要約

ゼムリア大陸北東部の山岳地帯「白笠嶽」にある、狩猟民族《マタギ》の郷。郷で唯一の若者であるシュンランはある日の山の中で、獣に追われている少女サユを助ける。

サユは大陸東部の森や山を移動して暮らす《森の遊人》の一族で、自分が持つ古代遺物の片割れを探していた。

そこに、電撃を放つ能力を持った大型のヒグマの魔獣《雷獣》が姿を現す。《雷獣》はかつてシュンランの父が敗れた相手であり、シュンランが狙っている獲物だったが、《雷獣》こそがサユが探していた古代遺物の力を得た魔獣だった。

《雷獣》はシュンランたちとは戦うことなくその場を去ったが、かわりに現れたのはサユたち《森の遊人》を狙う狂戦士。

サユに《鬼》と呼ばれたその人物は、自らを《岩壁使い》と名乗り、周囲の岩を自在に操る能力を持っていた。《鬼》は《森の遊人》を滅ぼすことを目的にサユたちを狙うと同時に、さらなる力を得るため《雷獣》を狩るつもりでいた。

シュンランとサユは《鬼》の攻撃を受けるが、サユが持つ古代遺物《凝空の筒》の力とシュンランの銃の腕、またサユの従兄ダウが合流したことでなんとか《鬼》を退ける。

シュンランたちは《鬼》よりも先に《雷獣》を倒すため、作戦を練り《雷獣》に挑む。

彼らは激闘の末に《雷獣》を倒し、その体内に融合していた古代遺物《閃電の刃》を取り戻す。《閃電の刃》は《凝空の筒》と1つになり、《震天の雷剣》という一振りの剣となった。

やがて、彼らを追ってきた《鬼》と対峙するシュンランたち。怒りに我を忘れて猛烈な攻撃をする《鬼》に対し、シュンランとダウが時間を稼ぎ、サユは《震天の雷剣》の力を使いついに《鬼》を倒すのだった。

物語の終わり、サユとダウは古代遺物を収める《ホコラ》を目指して旅立ち、シュンランもまた、《マタギ》として広い世界を見るために、郷を旅立っていった。

 

本編とのかかわりはある?

《マタギ》について

《マタギ》の存在は、『黎の軌跡』に登場する遊撃士カザンから語られています。

カザンはゼムリア大陸北東部の《マタギ》の一族の出身で、里を離れてカルバード共和国へやってきたと話しています。

小説のシュンランには、かつて山を捨て外の世界に出た幼馴染がいると書かれていたので、もしかするとカザンはシュンランの幼馴染かもしれません。

シュンランは『界の軌跡』までの本編に登場しておらず、小説でもその後どこへ行ったのかは描かれていませんが、ゼムリア大陸東部の謎が明かされていくであろう今後の作品で、登場する可能性は高いと思われます。

 

《森の遊人》について

小説では、《森の遊人》とは「大陸東部の森や山を巡回して暮らす流浪の民」と説明されています。

七耀教会と盟約を交わしており、教会の手が及ばない地域の古代遺物の回収をするかわりにある程度古代遺物の仕様が認められています。

『界の軌跡』までの本編には登場していませんが、新たな旅に出たサユとダウや、古代遺物を収める《ホコラ》などが今後登場する可能性はあります。

 

サユが「仮面の女兵士」説

作中では、サユの見た目は「微かに日焼けした肌」に「淡い寒色の瞳」、「濃灰色の髪」となっており、ボウガンを武器にして戦います。

これは、『界の軌跡』に登場する《残滓》の1人で正体不明の人物「仮面の女兵士」の見た目の特徴と、ある程度一致しています。

「仮面の女兵士」と小説内のサユは扱う武器や話し方が違いますが、《残滓》がどのような存在なのかも不明である現状では、その正体の候補者の1人として考えてもよいのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました