軌跡シリーズでは、作品をまたいで多くのシリーズに登場するキャラクターが大勢います。
今回は、遊撃士トヴァルについて紹介します。
※シリーズのネタバレが含まれます。
トヴァルについて
プロフィール
名前 | トヴァル・ランドナー |
出身 | 不明 |
年齢 | 27歳(閃の軌跡) |
CV | 杉田智和 |
キャラクターとして姿が初めて描かれたのは漫画『英雄伝説 零の軌跡プレストーリー -審判の指環-』。ドラマCDとしても発売されています。
これは『零の軌跡』の前日譚であり、前作主人公のエステルとヨシュアのエレボニア帝国での活動が描かれています。その2人をサポートしていたのが、エレボニア支部の遊撃士・トヴァルです。
小説「カーネリア」
「カーネリア」はリベール王国で出版された娯楽小説です。
七耀暦1190年代後半のエレボニア帝国が舞台であり、主人公である運び屋の青年「トビー」が仕事の中で関わる事になった、教会のシスター「アイン」との冒険活劇です。
トビーのモデルはトヴァル・ランドナーであることが『閃の軌跡』で明らかになっていいます。
「カーネリア」の内容から、15歳でミヒュトから運び屋の仕事を請け負い、22歳でシスター・カーネリアと出会ったことがわかります。
その翌年遊撃士になり、数年後にエレボニア帝国で起こった帝国遊撃士協会支部連続襲撃事件の解決作戦に参加したことが語られています。
トヴァルの登場シーン
閃の軌跡
ゲームに初めて登場したのは『閃の軌跡』の第2章。マキアスが領邦軍に捕えられたところを目撃しており、救出方法に悩む主人公たちにさりげなく地下水道の存在を伝えます。
ここではこれ以上の接触はなく、《Ⅶ組》を陰から見送ります。
第5章では、レグラムの遊撃士協会でトヴァルから実習の課題をもらいます。ここで初めて自己紹介があり、先日のサポートはサラ教官からの要請だったと語られます。
遊撃士の仕事をリィンたちに任せ、トヴァル本人は受付や別の仕事ができると喜んでいます。
次に登場するのは第6章。オリヴァルト皇子(オリビエ)が建造した「カレイジャス」に、情報収集役として乗艦していました。
この時にリィンとの会話で、遊撃士と「八葉一刀流」は何かと縁があると話し、リィンに遊撃士になることを勧めています。
終章の士官学院祭では、クロスベルの情勢について情報屋でもある質屋のミヒュトと話をするシーンがあります。
この場面で、トヴァルが小説『カーネリア』の主人公トビーであることが明らかになり、ミヒュトがその小説を書いたことも判明します。
閃の軌跡Ⅱ
『閃の軌跡Ⅱ』では序章のアイゼンガルド連峰で登場し、魔煌兵の攻撃からリィンを間一髪で救出します、その後しばらくの間、パーティメンバーとしてリィンと行動を共にします。
各地でリィンの仲間と合流し、全員そろったのを見届けるとトヴァルはパーティから外れます。この時トヴァルと絆が深いと、「自分たちと同じ道を歩むことになったら歓迎する」とリィンは再び遊撃士の道に誘われます。
終章の煌魔城では、リィンたちが敵に追い詰められたところへオリヴァルト皇子とともに登場。
デュバリィには「アーツしか能がない遊撃士」と言われますがブルブランには「卓越したアーツの使い手」と評価されており、オリヴァルト皇子と息の合った同時アーツ駆動を披露しました。
後日譚では、トールズ士官学校で旧校舎を調べていたリィンの元に現れます。様々なことを経験してきたリィンに再び「遊撃士を目指してみないか」と誘うものの、リィンに断られてしまいます。しかし「次は卒業前にでも誘ってみるか」と、あきらめていない様子です。
その後突如現れた「夢幻回廊」でリィンたちを支援するため再びパーティに加入し、「最後の試し」を突破することになります。
そしてエンディングとなり…
スタッフロールではその後の様子が描かれていました。サラ教官やフィーと行動を共にしているようです。
閃の軌跡Ⅲ
『閃の軌跡Ⅲ』ではパーティメンバーにはなりませんが、ストーリーの要所要所で登場します。
第1章では、セントアークにでモニター越しに登場。オリヴァルト皇子が持っている「あらゆる場所と通信できる古代遺物」を利用して、旧Ⅶ組メンバーが遠距離通信できる特殊アプリ「Ⅶ組の輪」の開発を提案したとのこと。
第3章では、列車砲奪還のために猟兵団や結社との戦いを引き受けます。このときに遊撃士ランクがA級並みということが紹介され、《零駆動》という二つ名が登場しました。
戦闘では執行者のカンパネルラと1対1で戦い、アーツ駆動の速さを見せつける場面が見られました。
終章ではアルゼイド子爵やオリヴァルト皇子とともに、カレイジャスでカレル離宮の救援に駆けつけました。
しかしそのことが黒幕に気づかれると、船体に仕掛けられていた爆発物が起爆。カレイジャスは空中で爆発し、彼らは消息不明となってしまいます。
閃の軌跡Ⅳ
『閃の軌跡Ⅳ』では、第Ⅱ部終盤でリィンたちの危機にカレイジャスⅡで駆け付けます。爆死したと思われていた人物の登場に、その場にいた全員が驚愕しました。
カレイジャス爆破の際、ジョルジュとブルブランのお陰で間一髪、助かっていたとのことです。
第Ⅲ部では、辺境の町アルスターで遊撃士協会へ届いたカイとティーリアからの依頼についてトヴァルから調査を頼まれます。
リィンたちはアルスターの町に起こる事件を調査し、最終的にはトヴァル、エステル、ヨシュア、レンがアルスターへ駆けつけ、無事に事件は解決します。
同じく第Ⅲ部、クロスベルでのオルキスタワー潜入作戦の際に、アルカンシェルの舞台袖でサポートしている様子が見えます。その後、無事に作戦が成功しオルヴァルト皇子とアルゼイド子爵、トヴァルの3人が再開するシーンが描かれています。
次の章(前日譚)では戦争が始まる前夜、ミシュラムのアーケードでミハイル少佐と語り合う場面が見られます。この2人は声優が同じであり、「他人って気がしない」という言葉には声優ネタも含まれていると思われます。
ここではトヴァルとVM(ミニゲーム)の勝負ができ、勝てば「クイックキャリバーⅤ」と「MWL特別チケット」がもらえます。
最終幕のサブクエスト「アルスター収穫祭」では、リィンから連絡をもらい、収穫祭に参加していました。
トヴァル、カイ、ティーリアの3人が並ぶ場面も。
サブクエスト「大地の聖獣の試練」では、トヴァルからリィンに連絡が入るところから始まります。
トヴァルはアインに頼まれて悪魔の存在とその原因について調べており、その後、リィンたちと共に聖霊窟にて大地の聖獣と出会います。
静かに消えゆくのを待っていた聖獣にトヴァルが直談判したことで、聖獣の試練を受けることとなりました。
このとき聖獣から託されたあるものが、リィンが新たな道を選ぶためのきっかけになります。
最終決戦が始まると、塩の杭攻略時にはトヴァルはオーレリア将軍、アルゼイド子爵、クロチルダと同じチームで行動します。
帝国トップクラスの猛者たちに同行することを嘆いている様子ですが、彼らからはトヴァルの実力も高く評価されています。
分岐ルート「新たなる道」のラスボス戦では全プレイアブルキャラクターが参戦し、トヴァルも戦いに加わりました。
そしてすべての戦いが終わったあと、帝国では遊撃士協会の地位が復活し、その立て直しや帝国各地の混乱の収拾に奔走しているようです。
エンディングでは、アインとトヴァルが揃って描かれていました。
創の軌跡
『創の軌跡』では歴代シリーズのキャラクターが総出演。トヴァルもラストチャプターで「逆しまのバベル」突入作戦の際、クロスベルの遊撃士と共に山猫号で助けに現れました。
ストーリークリア後、「真・夢幻回廊」の「試煉の扉EX1」ではフィーにトビー呼びされて動揺する場面があります。
また、ミッション「《物語られし者》達のスピード修練」を達成すると戦闘終了後、小説の登場人物のモデルとなった人たちの会話が見られます。
エピソード「果てなき剣」ではエクストラマッチで戦う相手として登場。オリビエやアルフィンと共に、敵側に回ります。
これまでは主に帝国で登場したトヴァルですが、共和国の遊撃士(ジン)との繋がりもあるため、今後の作品での登場も期待したいですね。
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